The third impact

Short as our happiness


08-06-13 FRI.





市内の上土手町にトツゼン出現した蕎麦屋「雨のもり」⋯

最初に行ったときにはその蕎麦がずいぶんと短く切れてて、なのに(?)味は決してマズくない、という変わったポジションにありました。それが二度目に訪れた際には、そんなボロボロ感が無く、実にいい仕上がり、と思えたものでございます。
それがですねえ⋯

あ、ここんとこ翁庵のケイジさんの客席放浪記をまとめ読みしてたせいか、またまた蕎麦が食べたくなって(?)、本日、近くを通りかかったせいもありますが、つい店内に吸い込まれてしまいました。
もちろん、メニューは「もり」だけですから。もうお任せ。

出て来た先付け(トップ写真の右上部分)、今日は右端がタマゴ(ちょっと白っぽくてナニコレ?状態ですけど)でした。
で、蕎麦なんですが⋯
あれれれ? 最初のときと同様、もう見ただけで「短い」ってのが判っちゃいます!
箸で持ち上げてみても、やっぱりそう。かなり短いですねえ⋯
ただ、それでマズいか?というと全然そんなことはなくて、味はやはり「なかなかいい」んですから面白い!

おダシがカツオ系だけじゃなく、コンブや椎茸の旨味も交じっているのでは?てな味わいで、それがまたなかなか蕎麦に合っている感じ。
では、この蕎麦の仕上がりはどうなのよ?というと、これ、もしかすると、あんまり頓着していないのかもしれませんね。
茹での際の手順のちょっとした違いとか、そんなところで違いが出るのでしょうか?

ま、そこら、ワタシ自身が蕎麦打ちなんてしたことがないので(だって、なまじ自分でやっちゃうと自分より上手い!てな「ちゃう」スタンダードで見てしまいそうでイヤなんです!)「捏ね」のモンダイなのか「打ち」なのか、あるいは「茹で」、さらには「晒し」など、どこがどうだとこうなるのか、分析することも出来ない(し、したところで意味は無いですけど)ので、逆に、なんだか行くたびに「さあ、今日はどうかな?」なんて楽しみにするのがいいかもしれません。

他のとこでは「大盛り!」やら、威勢よく「もり、二枚っ!」なんてオーダーをするのですが、こちらでは例の「先付け」があるせいか、満腹感とまでは行きませんが、そこそこの充実感があって、喰い足りない、という気はいたしません。
やはりヴァラエティのあるメニューを楽しむ、ってのがいいのかも。
単一の味ではないところがね。

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