Higher than dope in the street

Nothings to feed


08-06-20 FRI.




小麦粉の未端価格(なんて言うとイケナイおクスリみたい?)が上昇してるせいで、たとえばスーパーなどで販売されているカップ麺やインスタント麺は軒並み値上がりし、前だったらセール期間中は 88 円!なんてネダンで売ってたものが 98 円やら 108 円てなおネダンになっちゃってますねえ。

それはもちろん、いわゆる「食堂」でもおんなじで、我らが田澤食堂はまだ「持ちこたえて」いるようですが、あちこちで 30~50 円の値上げをするところが増えています。
もっとも、三升屋さんの場合は、店舗をもっと大きなとこに変えたものですから、もしかするとそっちの要因が大きかったのかもしれませんけどね。


そんなワケで、これも 50 円 up の「とんとん亭」の細麺焼そばですが、なんだか前より量が増えてるよな気がしたぞ。かなり「食べで」がありました。

ところで、そうやって値上がりしてくと、前だったら、まあしかたないか?ってんで、それでもそこそこ買ってもらえたものが、最近じゃあ、値上げすると、とたんに買ってもらえなくなるケースが増えてるんだそうで。
まあね〜、でなくてもガソリンが上がって、特に通勤やら外商など、クルマに依存してるとこじゃ可処分所得が圧迫されてるワケですから、「ほんのちょっと美味しい」とか「歯ごたえが違う」てな要素よりは「安い」ことのほうが重要!てなもんでプライヴェート・プランドで済ませちゃう、って消費行動にシフトして行ってるようですから、企業側には、値上げでシェア落とすだけじゃないか?なんて危機感も生まれてきてるみたい。

特にモノのネダンが上がってってる、ってのに、所得のほうは変わらない、いえ、リストラやら「使
い捨てバート」の横行が社会全体の消費能力を減殺してるワケですから、実質マイナスでしょ?
それじゃ「少しでも安いほうへ」ってのも無理ありませんねえ。
だいたいプライヴェート・ブランドってハデなコマーシャルとか打ってないですから、そこらの経費
のぶんだけでも「安く」できるし、それプラス、スケール・メリットってのもありますからねえ⋯

そのプライヴェート・ブランドの乾麺で蕎麦を試してみましたが、生麺ならいざ知らず、どんな能書き垂れたって所詮は乾麺なワケですから、「もり」とかだとさすがにちよとキツいけど、冷やしタヌキやら天ぶらソバとして食べるふんには、充分でした。

家庭で乾麺を茹でて作る高麦の場合、むしろツユやら「具」に左右されますね。
醤油と、煮切った味醂を合わせてひと煮立ちさせた即席「かえし」と、某社製「かつおだし」を別途作って合わせてみたら、市販の薄めるだけの麺ツユよりも「食堂」っぼくて(?)ナイスでしたよ。

特に、その過程も楽しめたからよけい美味しくなったよな気が(?)

permalink No.2250

Search Form