Local super market

Rise and fall of various stores


08-07-15 TUE.





まあ、弘前における「スーバー」の先駆者(?)と言ってよいのではないかと思われる『マルエス主婦の店』というのが生家のそばに出来たのは、もう 50 年以上も前でしたでしょうか。
今はその場所がナカサン・デパートの一部として使用されてますが、ナカサンになる前にナカニシとかゆう別なデパートになったのが、ナカサンと合併した⋯んだったっけか?

そのスーパーも時代とともに伸長し、そしてさらに時代が進むと青森からの「紅屋」がその筋向かいに登場しそのまた隣にマルカツとかゆうのもあったハズ。
ソシテ秋田からの「イトク」も来たし(知ってます?これも今は亡きハイローザの地下にあったの)、そこにいよいよヨーカドーやダイエーという中央資本のスーバーが進出し、これまた県内のユニヴァース、地元の「佐藤長」も参入して大混戦となり、しかもマックス・ヴァリューまでいますからねえ。いつしかマルエス主婦の店はそのプレゼンスを低下させて行ったのですが、ついに大きな負債を抱え、破産ということになったようです。

もっとも、それ以前にも富田と百石町にあったマルミ・ストアという渋い(?)スーバーが閉店したりしておりますし、そのマルエスにしたところで先日、北園にあった店舗が「営業を終了」しておりましたから、地元資本のスーバーの「困難な時代」ではあるのだろうなあ、とは思っておりましたが、今回は傘下の九店舗が一気にクローズということになりますから、けっこう影響は大きいのではないでしょうか。

それでも、弘大前店や桔梗野店などの三店舗はそのままユニヴァースに譲渡され、名前を変えて営業は継続されることになるそうですが、これまでの従業員のうち、そちらにも雇用される人数は限定されてしまいますから、またしても失業者が増えてしまうワケですね。

そのぶん、ますます消費は冷え込み、景気回復なんてさらに遠ざかるんでしょうか。
物価は上がる一方で収入は減る一方。モノが売れない、なんて「当たり前」ですよね〜。
だってみんな力ネ無いんだもの。

安い労働力を求めて海外に進出する企業は、そのぶん、国内の失業者を増加させ、あるいは安い外国産を持って来て国内の生産土台を破壊する、ってのが農産物などの市場でしょ。

そろそろ、そのへんの矛盾を「なんとかせにゃ」っていうことを考えないとマズいんじゃないの?

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