YAKISOBA, sour & bitter
Which one's better ?
08-07-31 THU.
| | 初めてこのお店で他のお客さんとこにこれ↑が運ばれて来たとき、なんじゃありゃ?と思いましたっけ⋯ で、次にそっちを見たら「実は焼きそばである!」ちゅうのが判って、こりゃ食べてみなきゃ!となったのでございました。 それにしても驚きのヴィジュアルでしたねえ⋯
さて、もう十年以上も前のことですが、弘前から秋田県に向かって国道七号線を南下してゆくと、碇ヶ関の町を過ぎ、いよいよ青森・秋田の県境となる山脈にさしかかる辺りで本来の大館市に向かう国道から左に分岐して坂梨峠を越えてゆく国道 282 号線でたどり着く鉱山の町「小坂」。そこには鉱業関係の研修施設があって、青銅館というレストランがあったんですよね。 そこでは稲庭うどんも旨かったのですが「変わったカレー」がありました。 平皿にご飯を「やや潰れた形状の」ドーム状に盛り、その全体にカレーをかけ、それをまた大きな円形の卵焼きで覆った状態で出て来ます。もう見た目「巨大タマゴ焼き?」にしか見えない⋯ それがまたなかなか美味しかったものでございました⋯
一方の弘前からは青森に向かう国道七号線を辿ると、浪岡の旧国道に入ってスグのとこにある「まるみ食堂」の「焼きそば」は、上の画像でお判りのように、焼きそば本体を覆うタマゴ焼きの上にソースがスキャンされてて、どことなく「お好み焼き」系(?)な暗示がされてるよなものですが、それでも焼きそばっぽくはないですよね。 この焼きそば、味のほうはさほどパンク(?)じゃないのですが、麺の味付けがメッチャ酸味寄り! おそらく「そうゆうソース」を選んで使ってるんでしょうねえ。
ところでテイクアウトでパックに入れられたのを買ってきたので、お店で出される状態ではまた違うのかもしれませんが、青森市・茶屋町の後藤食堂の焼きそばにもタマゴ、ってのがあります。 ただ、タマゴの下の焼きそば自体が⋯ 上の「まるみ食堂」が「酸味」に暴走してるとすると、後藤のは苦味でしょ。 その苦味がどっから来てるのか、ちゅうと「そうやって作ってる」からみたい。
なんですかデカい中華フライパン(?)でもっの凄い「渾身の」パフォーマンスで炒めまくるのですが、「なんでか、炒め終わって皿に盛って客に出したあと、フライ返しでコゲついたのをガシガシ削って、おコゲを目の前の小皿に入れます(つまり捨てない!)」ナゾですねえ⋯ いいですか?次の焼きそばを炒める際に、さきほどの小皿に「とっといた」おコゲを調味料みたく加えるのです!そりゃ苦くなるわな⋯
その後藤ですが、何度か前を通りましたが、必ず何台か不法駐車してテイクアウトしてく客がいるんですねえ。おそらく「それなりに」人気があるんでしょうけど、ワタクシは地元のかたから聞いた「もっとまっとうで美味しい焼きそば店」をイッパツで気に入って、以来「後藤」はモノズキ専用(?)案内スポットとしての焼きそば店となっております。
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