Half century

It's been a long long time ago...


08-08-22 FRI.





お昼を「一閑人」にいたしましたが、あらら、「せいろ」の大盛りが 100 円値上がりして 1150 円になっておりました⋯味はさすが、というか実にハイ・クォリティなんですけど。

朝方はちょっと肌寒いくらいの涼しさでしたから、またジーンズで出ましたが、次第に気温が上がり、ちょっと後悔⋯意外と陽射しが強くて、まだ充分に(?)夏じゃん。
午後には城東方面に回ってたんですが、打ち合わせするハズの担当者が直前にトラブルで売り場に呼び出されちゃったんで「日を改めて」ちゅうことになり、次のアポまで「かな〜り」ヒマ!

しかたない、ちと散歩でもしましょっかね、と弘南鉄道の線路横の砂利道を散歩。
あ、ROCK 4400 ですからね!レーサーじゃそんな砂利道なんて走りませんよ。なんちてタマにやってますけど(?)。
ここんとこレーサーが多かったので、やはりこの砂利の上特有の「ジリジリ」っという音や、ハンドルに伝わってくる微振動など、この感覚が恋しくなっちゃうんですよね。
でも、砂利の上を走ってってもすぐ終わっちゃうんですけど⋯
そして、そっから左に曲がって踏切を越えると「新里(にさと)」という駅があります。



実はこの駅、はるか昔、たぶん、まだ小学校の三年生あたりでしたか、級友の家族が駅に住み込んでいて、遊びにきたことがあり、暗くなるまで駅構内などで遊んだ記憶があります。
当時はまだまだ乗降客も多くて、ご家族も切符を売ったり改札したり、ホームで誘導したり、またときには清掃なんかもしてて忙しそうでした。

しかし、いくら 51 年(あるいは 52 年か?)も前とはいえ、駅構内で子供が遊び回ってたんですから、いま考えるとちょっと危なかったかな?てな気もしますが、一時間に上下合わせて四本程度の列車ですから余裕があったんでしょうね。

その駅舎もいまは「無人駅」となって住むひともなく、もちろん窓口も閉鎖され、居住部分を汚れたガラスを透かして覗き込んでみたら、破れた障子がほの暗いなかに見え、かすかながらも遠い記憶に明かりが灯ったような気がいたしました。
この駅舎が出来てすでに 70 年、住居部分を改築してからでも 58 年ですか、それじゃあ、傷むのも無理はありませんよね⋯
いっそ、誰かをタダで住まわして、そのかわりそこらのお掃除だけしてくれればいいから、なんて太っ腹なこと⋯やるワケないか。

その半世紀以上も前のある日、すっかり暗くなってしまってから帰宅しましたが、家に帰って叱られた、とかいう記憶はまったく無いんですよね。それがかえって不思議かも⋯

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