On the Road Again

SCHWALBE LUGANO 700x23c


08-08-24 SUN.





今日は昨日のうちに届いてた SCHWALBE の LUGANO タイヤを cannondale R700 のホイールに micherin slick の代わりに装着いたしました。
入れるときもはずすときも、ビードがリム縁を乗り越えさせようとするときエラい抵抗する michelin と違って、え?もう入ったの?そんなんでいいの?と不安になるくらい、すんなりと落ち着いてくれましたから、本日の作業でいっちゃん時間を喰ったのは「やはり」michelin を外す作業のほうでした。
しかしまあ、そうやってみると、やたらビード部分が固くて苦労する michelin ですが、踏面やケーシング自体はとても柔軟で、そこら、見るからに固そうな SCHWALBE が苦もなくリムに収まった、ってのが、とっても対照的でおかしかったです。

これまでの michelin が 700×20C だったのに対し、LUGANO は 700×23C と一回り太くなっていますから(しかも真っ黒だ、っちゅうせいもあって?)いささか存在感がある、と言うか、なんだか「ごっつい」ルックスになっちゃいましたねえ。

あ、別に、前の michelin ついてた時を知らないひとだったら、いきなりこれ見ても、「うわ、タイヤ、ごっつい!」なんて思うワケは無いでしょが、やはり今のとこ、ついつい比べちゃいますから、なんだかヘンなたとえだけど「陸軍仕様」みたいなドスコイさ(?)を感じております。ま、そのうち慣れるかもしんないけど⋯

実際に乗ってみると、やはりイチバンに感じるのは「硬さ」でしょうか。
とは言っても、それは空気圧を上げてカンカンになったタイヤの「硬さ」みたいのとは違って、どうみても「踏面の硬さ」あるいはショルダー部を含むケーシング全体の硬さから来てるみたいです。

たとえば michelin slick 700X20C(その昔の 700X18C は「もっと」でしたけど)は、どんなに空気圧を上げてカチカチにしたつもりでも、常にしなやかに路面の細かい凹凸を吸収してくれて、そのかわり、段差では意外とリム打ちしやすいので、必ず抜重しないといけない、てなとこがありました。
そこいくとこの SCHWALBE LUGANO は、明らかにケーシング自体が固く、サイズ的に余裕があるだけではなく、そのサイド・ウォールの剛性でも「リム打ち」しにくい「体質(?)」になっておるような気がします。

段差?カンケー無ぇ!てな無頓着さ。
ま、言い換えれば、いささか「鈍感」ではあるワケで、なんとなく路面の μ(ミュー)が「どのくらいか?」までがハンドル・バーを握る手に伝わってくるような michelin slick からすると、そこらかなり「大雑把」で、そうゆう意味では、あんまり路面に神経を遣いたくないフリート・ユーザーにはかえっていいのかも、です。
ただ、今日は、雨も降りそうだけど、いまのとこダイジョブそうだから、と試乗に出て、案の定、ちょっとしたら小雨となって、濡れた路面のコンディションまで経験出来たのですが、やはり michelin slick とくらべ、そもそものグリップでは明らかに「劣り」ます。
そりゃ、触っただけでも、そのコンパウンドの「粘り具合」の違いで予想は出来たのですが、どうも、その予想よりも「ちょと」手前でブレークいたしました。
限界は思ったよりも「低い」ようですから、このタイヤでは間違っても市街レースみたいな「クリテリウム」などなさいませんように⋯ってするひとはいないと思うけど。

ところで、ハンドルですが、また少し前下がり方向に調整し直しました。
それでもドロップの下部分が地面と「平行」に近い、という初期のセッティングに比べたら(これでも)上げ気味なんですけどね。
ライディング・ポジションとしては、また少しブレーキ上の「いつもの」ポジションが少し遠くなっております⋯

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