Google Chrome

Better than I.E. and Firefox ?


08-09-04 THU.





さて、Google Chrome が発表されて一日が経過し、在欧の某社のリサーチが正しいとすると、僅か 24 時間で、ブラウザーの市場(あ、無慣で提供されているものに対して「市場」というのもヘンだけどね)ですでにそのシェアは 1% を超えたのだそうです。

なんだよ、たった 1% ?たいしたことねえなあ⋯と思うか、それってヤバい!と思うか、は知識領域の違いなのかもね。
パーセンテージで言うとたしたこと無い、と思うかもしんないけど、その母数を知らないと「たかが 1% ⋯」となるんでしょう。たった 24 時間でそんだけ「飛びついたひとがいた」ってこと自体が傾斜速度としてヤバいんですよ。
やはり、世の中、ワタシみたいな新しもん好きってけっこう多いんでしょね。

ま、それはいいんですが、早くも脆弱性が露見しておるらしく、そこら、I.E. と似たもの同士かも。特にブラウザーである「クローム」と、OS である Windows の相関関係でトラブルを起こすかもしれない、という指摘はマイクロソフトを「ちょっぴり」安心させる情報かもしれません。
ほらね一、だからウィンドウズにはインターネット・エクスプローラー使っとけばいいの!なんてヨロコんでるんじゃないかなあ。
でも、そのリサーチ会社では、これが影響を与えるのはむしろ Firefox ではないか?と考えているようですね。
うん、そりゃそ一かもしんない!

だって、インターネット・エクスプローラーって、いま現在、圧倒的なシェアを持ってはいるけれどそれって、別にユーザーが「どのブラウザが一番いいか?」なんて比較検討した結果として「選ばれた」ワケでは「まったくなく」ただ単に、最初っから実装されてて、それでネットを始めた、ってひとが多い、ってだけなんですから。

脆弱性?なにそれ?なんていう、まったくブラウザーに知識も無い、イコール興味も無いひとたちってのは、いっくら説明しても「そんなこと、ど一でもいい!いまだって、ちゃんとネットにつながってるんだし!」てなもんですから、他のブラウザーを試そう、なんて「前向きな」かたはほとんどいないでしょう。
となると、Google Chrome を使ってみようか?なんてのは、ブラウザの違いってのにウルサいユーザー、つまりいま現に Firefox を使ってみてるひとたちなんじゃないか?という分析は、けっこう説得力がありますね。

え?Safari ユーザー?
ん~、たいていは筋金入りの Mac ユーザーですからねえ。

そもそも Google Chrome を、「だっせー」なんてバカにしておしまいかも?

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