Thick or thin ?

How about the taste ? not looks...


08-09-05 FRI.





久しぶりに食べた「ソースカツ井」⋯
以前、翁庵のケイジさんも書いておられましたが、ほんとに肉が厚すぎるとかえって美味しくない、ってのを実感いたしました。

あ、もちろん、普通のカツ井でしたら、そりゃある程度の厚みがないと、やたらショボいものになっちゃいそうですが、なんでか、こと「ソースカツ井」となると、やや「頼りない」くらいの厚みのほうが美味しいんですねえ。
⋯というのはあくまでも個人的な嗜好ちゅうたらまったくその通りなんですけどね。
とゆうか。おそらく「ソースカツ井」ごときをそんなホンキになって云々するなど、まことにもって「大人げ無い」言われそうだな。
そこら、ラーメンを語るキチ⋯うっぷす!マ、マニアはた〜っぷりいるけど、焼きそばなんぞ語るに値しない!てな風潮に似通ったものがあるのかも???

もうだいぶ前のことですが、まだ「ソースカツ井」があまり市民権を得ていなかった時代(って言うとちょと大袈裟だけど)に、市内の某スーバーの「お惣菜」とこに、いろんな弁当に混じって「ソースカツ井(あ、実際には「ソースカツ重」でしたが)」が並んでて、オモシロがって買ってみたところ、これがまあ、なんとも「程よい(?)」チープさでもって、うん、なかなかイケる!とヨロコんでおったものでした。
しか〜し、時とともにいつの間にか「ソースカツ井」が市民権を得て、あちこちのお店のメニューにまで登場し始めたあたりには、ひっそりと姿を消しておったものでした。

やはり、もっと厚手の肉を使ったのって「見た目は」いいですからねえ。
でも、ケイジさんも書いておられましたけど、厚けりゃいいのか?ってことです。
ワタシも薄手の肉を使ったほうが旨い!と思うんだけど、世の能書きタレどもはそれじゃマンゾクできないんでしょ。なんかイミありそなゴタク言いたいだけだろ。

そりゃまあ、店頭で並んでるのを比べられると「わっ、ショボ!」なんて薄手のはバカにされちゃうのかもしれませんねえ。
確かに「ヴォリューム」ってのは見て判る、っちゅうか、どシロートさんにも「判り易い」ポイントではあります。
ただ、そこらって、なんとなく味の良し悪しじゃなく、量だけで判断しちゃう「薄っペらい」文化に堕して行っちゃいそな気がすんですけど?

たまにあるんですが、寿司屋でものスゴーいデッカいネタをのっけた握り寿司。
あゆのって、ともかく量、喰いたいんじゃ〜!てなかたにはいいのかもしれないけど、どうも味の「本質」とカンケー無いとこの話なよな気がして⋯

なんて言いつつも、蕎麦屋じゃいつも「もり二枚」なんぞとぬかしておるのだから、エラそなことはいっこも言えんのではございますが。

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