Once upon a time

Just like a vintage wine ?


08-09-15 MON..





つい先日、ここでスライに関することを書いてますが、そのとき、ついでにネットで彼らの動画を探してて見つけた Thank You の映像で、スライの弟がなんと Fender の Jaguar を弾いてました!
いやまあ、別に驚くこともないのかもしれませんが、なんとなくJaguarってのがねえ⋯意外!
どうも彼らには Telecaster てなイメージがあったからかもしれません。Sly だって THINLINE だし!
ところで、そんな映像関係のサイトにいったん入っちゃうと、もうキリも際限もなく次々と検索したくなっちゃうんですよね。

ひところは「昔のロック」ばっかでしたが、このごろじゃあ、もっと遡って、おそらくここ読んでくださってる方々でも、こんなの知ってる年代ってのはあまりいないんじゃないか?てなあたりまで行っちゃってますよ。

コニー・フランシスの Where The Boys Are なんて、日本じゃ伊東ゆかりが「ボーイ・ハント」ってタイトルでカヴァーしてましたが、当時はそのコニー・フランシスの色気ムンムンの唄い方ってのが、なんだかとってもイヤでまともに聴くこともなかったものです。
それが、今になってみると、うへえ、スゲえ表現力だなあ!なんて感心してるんですから、これってヒョっとして、オヤジたちが年とともに演歌なんそ聴くようになっちゃう、ってのの一種なのかもしんない!

あのころは(自分で言うのもナンだけど)「穢れを知らない」清純な(ん?どっかから哄笑すんのが聞こえるよな気がするな⋯)青少年(?)でしたから、かような「思い入れ過剩」なオーヴァーな表現には反発があったのでしょか?
それが最近、急に Ronnetts の Be My Baby が聴きたくなり、あらためて Veronica Bennett の声に「やられ」ちゃって、そしたら次は Diana Ross の「スラムの小鳩」ですよ!
当時はハナもひっかけなかったこのナンバーが実に「いい」!
ハ!っと気づけば Connie Francis ですよ。まさか自主的に聴くことはないと思ってたのに!

う一ん、これって、音楽における「声」にまつわるファクターに「情緒性」が紛れ込んできてるってことなのかもしれないな⋯

で、面白いのは、なんだかそこまで週っちゃったら、それまで探して聴いてた「古いロック」が逆に色あせてきたように感じられるんですよね一。時代的にはずっと後なのにさ⋯.

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