Ignorant masses

Blind agreement reproduction


08-09-25 THU.






ワタクシがいつも激賞するような素晴らしい味!っていうのではないのですが、気を抜いて、ともかく「ああ、蕎麦だなあ⋯」てなリラックスした食事としていただくお店ってのもやはりそれなりに存在価値があります。

そんななかのひとつに、ちょいと離れたところにノレン分けしたらしい支店を持っているところがございまして、まあ、本店で慣れ親しんでおるものですから、その支店にも入ってみたことがありました。店名も同じですしね。
そうしたら⋯

もう、なんと言うか、おそらく本店のほうで修業していたころには「それなりに」出来ていたことがいつの間にかすっかりグズグズになってしまったような仕上がりで、本店とは「あまりに違う」その出来にがっかりしてしまい、以来、そこには二度と行っておりません。

まあ、こんなこと言っちゃあなんですが、あそこだったら、別に無くなっても蕎麦文化(?)にとっちゃあなんの損失でもない⋯なんてこと言うとまたモメそうだな。

さて、それはともかく(?)割と最近にオープンした kizen ってお店に行ってみることにいたしました。

先日、前を通ったときはお客さんが三人、カウンターに(ってカウンター席しか無いんですけどね)おられましたが、今日は先客がひとりだけ。
うん、これ、最初は好奇心で来てみたけど、リピーターにはならない=つまりあんまりカンドーしなかった、なんてえのじゃないよね?
ま、そんなこと詮索してても始まらないんで、食べてみましょ。

オーダーは「ふつうの」ラーメンと(ホントは餃子と行きたいとこだけど、午後のアポがありますから、匂いを警戒して)「小炒飯」です。
まず、出てきたの(トップ画像)を見たら背脂が目立ちますが、これ、苦手なひとにはダメでしょね。
ハナを近づけたら、うん?どことなくショウガを感じるんだけど、気のせいかな?
かなり固めに茹で上がった細手の麺ですが、スープ自体に「もうちょっとだけ」キレがあればいいかもしんない⋯
拉麺 550、小炒飯 300 ってのは高いとは思いませんが、例えば田澤食堂の 350 エンの拉麺より 200 エン分ウマいか?と言われれば「う〜〜〜〜〜ん⋯」てなとこでしょか。

もちろん、マズい、とは思いません。でも、もいちど来たいと思うか?と訊かれたら、タマにはちゃうとこで喰いたいなあ、なんてときに来るかもしれない、とでも言うしかないかな。

あ、でも背脂?そゆの好きやねん!てなかたには、まったくちゃう印象かもしれません。
なんたってワタクシのラーメン・スタンダードは田澤食堂の「あっさり中華」ってので慣れちゃってますから⋯

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