Blind faith

Makes blind spot around you


08-10-03 FRI.





ワタクシがなにかっちゅうとわざわざ石川から「さらに走って」ラーメンまたは冷やし中華を食べに行く「いこい食堂」がある大鰐の町ですが、青森県内じゃ黒石市に次いで大きな赤字をかかえた自治体らしいのでございます⋯
その赤字額などからゆうと黒石市なんてズブズブに「沈んだ」雰囲気になりそうなものですが、どうも表面的な「元気さ(?)」から言うと大鰐のほうが「終わった町」感があるんですねえ。

もとはと言えばプロパーに騙され(?)て大型の観光施設をバンバン作ってたワケですが、そのときの借金が原因で自治体としての対策が迷走し始めて町内でも対立が生まれ、そのせいで対策案も反対派の攻撃で機能せず、さらなる「低空飛行へ」とゆう図式なのだ、っちゅう説明もありましたっけ。
いつも大鰐で開催されてたスキー大会にも逃げ(?)られ、温泉と冬のスキー客という「メインとなる業態」が危ういワケですから、なにかしないとマズい、と思ったところでどんな提案も反対票で阻止されるとゆう状況では、そりゃ町じゅうが「死んだような」静けさになるのも無理ないでしょ。

まあ、そんななかでも「大鰐もやし」っちゅう温泉熱を利用して栽培する「巨大もやし」を使った料理のひとつとして「大鰐もやしラーメン」とゆうのもありますが、個人的な感想としてはその珍しい大鰐もやしを乗せてみました、ってゆう「それだけのもの」で、だからって独特な美味しさを生み出している、とはとても思えないんですけどねえ⋯
弘前の「リンゴおこわ」みたいな、無理やり特産品をぶっこんで、他では食べられませんぜ!ゆうてるだけでしょ。
大事なのはそれが無ければ出せないような美味しさがあるのかどうか?です。

リンゴおこわも大鰐もやしラーメンも「ただの自己満足じゃん」でオシマイ。

とまあ、大鰐もやし売り込みには冷淡なワタクシですが、いこい食堂の「普通のラーメン」そして「冷やし中華」が「わざわざ大鰐まで行く」誘因になっておるのです。
その意味じゃ金額的には些細なもんかもしれないけど、町外からも客を引き寄せるって意味で「大げさに言うと」外貨を稼いでる⋯ってことになるのかも。
板柳みたく美味しい店ひとつが「町の知名度」を上げてくれる、ってケースですね。

あ、一部に大鰐駅前の某食堂を推す声もあるようですが、個人的には「これが?」てな味で、何度かメニューも変えて試しましたが、それこそ「わざわざ大鰐まで行く」ほどの味では⋯
もっとも「これが好きなんだ」ってかたはおられるようで、それを妨害するのもナンですから、このブログでは店名を出さないどこ。でも「そこ」をポジティヴに紹介することはいたしませ〜ん。

って、いわゆる「黙殺」ってヤツ? なははははは

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