HIRAIZUMI maze

Geographical and historical


08-11-30 SUN.





もうかな〜り前のことになりますが、「ぷ」さんと二人旅した行き先が平泉でしたっけ⋯

日曜美術館とゆう番組があって、毎回その前半にはひとつのテーマを据えてゲストを招きつつ作品の紹介や解説も行なっていくというものですが、今回はその平泉でした。
列車を乗り継いで「ぷ」さんと訪れた平泉でしたが、別に予習などせず、ぶっつけ本番ちゅうか、その場で見たもので決めていく、っちゅうアドリブを大事にした(?)旅行でしたから面白かったですよ。

それと比べて日曜美術館らしく(?)ディレクターがしっかり注意を払って見落としはないか、など詰めてるんでしょね。
おそらく AD でが走り回って可能な限り「人払い」して撮ってんだろな、ちゅう画でしたねえ。
こっちは、せっかくの毛越寺庭園も観光客のおばちゃんたちの騒々しい嬌声に悩まされながら見て歩いたものでしたが、実際の観光地なんてこんなもんよね、ちゅう喧騒⋯

ところで、そのなかでクレーン・カメラを使って俯瞰した画を採用してましたけど、そんな位置からその光景を見られるニンゲンなんていないんですよ?
なんのための「そんな画角」なワケ? はっきり言ってバカじゃないの?
出来るんだったらやろうぜ!てなアホなノリなワケ?
全体の配置がどうこうゆうんなら衛星画像くらい使えや!

てなことはともかく、昔を思い出すとこもあったけど、え?こんなとこあった?ちゅうのもあったよ。
そこら広い視覚のなかの部分をスクープするとみえてくるもの、ってのは確かにありますからね。
うん、フレームで切り取ることで新たな「意味」が立ち現れてくるんですよ⋯
って、言ってることがわからないでしょうが別にいいんです。
判るひとはそれでいいし、でも判らないってひとが劣っているワケではないですから。
それも個性の違いですからね。逆に全体像を見ないと理解できないひともいるでしょうし、理解なんかどうだっていい!なにか感じたらそれでいい!ってのも個性。
ダメなのは「あのヒトがそう言うならそうなんだろう」って手抜き。ひとはみんな違うのにね。

ふたりで訪れた平泉、その歴史の重みみたいなもののせいか、いささか心疲れがして、観光ルートから離脱して、一隅にあった能楽堂でボ〜としてたら、すぐそこにあった針葉樹をつたって降りてきたリスがいて、それを見つけた「ぷ」さんがとってもよろこんでましたっけ。

いまでも平泉で一番に印象にも凝ってるのはそのリスと、見つけてとても喜んでた「ぷ」さんの笑顔です。

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