Economic declining

Confused business fields


08-12-12 FRI.





いやあ、アメリカの自動車メーカーに対する救済政策が頓挫しちゃいましたねえ。
それによって経済界は大混乱になるのは当然ですが、救済に反対した勢力は、たとえそれによって三大メーカーが破綻したとしても、現在の状態を「根本的に」改革したほうがいい、という考えなんでしょうか。

すでに退職した「かつての」従業員にまで手厚い保護を行う原因となっている全米自動車労組の存在が「救済策」に対する「抵抗感」の最大の理由なのかもしれませんね。
しかし、救済策をスルーすることによって、世界を巻き込む大混乱に陥るのは予想できたと思うんですが、それでも「あえて」この道を選択したんでしょうか。
そうでなくても各企業が必死で人員削減に血眼になってる日本の製造現場なんて、「もっと」ヒドいことになりそうですよ。

円高でメリットと言えば「輸入してるもの」が割安になる、ま、早いハナシが原油を巡る状況なんかは改善される、ってことになるんでしょか?
でもねえ、原油がちょっと安くなったとしても、それがもたらす「恩恵」なんてタカが知れてますでしょ。なんたって「職を失う」瀬戸際に立ってる人口が急激に増加してるんですから。

確実に「消費市場を遊泳する」総額は縮小し、さらに景気を失墜させる⋯どう考えても状況は「より悪い方向へ」向かっているよね。

サブ・プライムの破綻から始まった「負のドミノ倒し」、それが生活を直撃し、一方では「不特定多数」を殺傷する事件の多発、まったくロクでもない世界になってきてますが、世界と言えば、テロはますます増加して、このところ、まったくテロ被害の報道が無い日なんてあったかしら?

なんだか世界規模で「間違っとる!」っちゅう気がいたしますが、「誰が悪いのか」なんて言ってみても迷路に落ち込むだけ。
そんなこと言いだしたら、その起源はどこまでも遡り、「永遠の水掛け論」になってしまう。
どっちが悪いか、ではなく、どっちも悪かったに決まってるじゃん!
では「どうするか?」が重要なんだよね。
なんだかこのままでは、人類なんて絶滅してしまったほうが地球の、いえ、宇宙のためにもいい!てなことになりそうですぜ。

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