Street view

What makes the town so nasty ?


08-12-17 WED.





某国営放送の番組で、世界の街を歩く、てなヤツがあって「ステディ・カム」という特殊な懸架装置で安定させたハンド・カメラで、ゆっくりとその街を移動しながら撮影して行くのが特徴です。

移動しながらの映像なだけに、その街の佇まいが、かなり立体的に描き出され、やはり写真ではたとえ何百枚を費やしても把握できない「空間感覚」も判るのはいいんですが、あれ、たぶん人間も描かなきゃ、てな観点からなのか、必ず仕込みの現地の住民(ってことになってる)やら通りがかりのひと、ってことになってるのも出てきて色んなことを説明したりしてくれるんだけど、ワタシみたいなヘソ曲がりには、そんなのいいから、もっと街なか写せよ!と思えちゃうんだよ。

ま、それはいいとして(いいのかいっ!)それ見てて思ったこと⋯
そうゆう街に比べ、日本の町並みのなんてゴタゴタして醜いこと!
そして、その理由を考えてて真っ先に思いついたのが、あの店頭によく立ってるノボリっつうか、タテ長の旗、あれじゃあないか?と⋯

あのタテ長の旗ってヤツ、ひょっとしてチベット仏教の「ゾン」あたりから来てるんでしょか?
ワタシなんかは、あのノボリこそが日本の街、特に商店街を雑駁な風景にしてしまっている元凶だ!なんて思ってるんですが、もしかすると西欧人の目から見たら、そのノボリの乱立した街にこそ「エキゾチズム」を感じちゃってるのかもしれませんね。
なにやら日本の商店っての、周辺にやたら宣材っつうか、メーカーから送られてきたマスコットやら立て看板など、思いっきり配置しちゃってますよね。

どうも、世界の「美しい街」っての、共通してるのは、その手のものが「無い」みたい。
ま、そうゆうのが出てないと、休んでるのかと思われちゃう、ってのもあるんでしょうが、でもそれだって、まわりがみんなそうだったら別に問題は無いワケで、いまのとこ、みんなもイロイロ出してるから、ウチも、てな要素が強いよな気がするぞ。

そうそう、戦国時代の「旗指物」ってな言葉があって、それこそ「旗色を鮮明にする」ために必要なマークだったんでしょね。
それが商業の世界では、強力な宣材として街に君臨(?)するようになった、と。
ワタシみたく、あのノボリに「ちょっと」嫌悪感を持ってる、ってゆうヘソ曲がりは、あんまり多くはないのかも⋯

ところで思いがけず気温が上がったので ROCK4400 で走り回ってたのですがついで(?)に Café du Mom で昼食にしましたよ。それがトップ画像!
コンセプト(?)としちゃ浪岡まるみ焼きそばに似てますが、どことな〜くキュートで、なんだかケーキっぽいルックスになってますよね。
うん、なかなかいい味でした!

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