The night before

At different religion


08-12-24 WED.





なんたって世の中はクリスマス・イヴとやらでクリスチャンとは縁もゆかりもないバチアタリなみなさまで盛り上がっておるようですが、そんな日には「あえて」蕎麦なんてのが「粋」ですねえ(?)。
こないだっから「もり」に「大盛り」が出来たということで興味がありましたから、「雨のもり」でのオーダーはと〜ぜん、それね。
最初は「かなり」細切れの短くなっちゃってた蕎麦でしたが二度目にはそれが改善され、その次は幅広になってて、いまや、板蕎麦なみの「ごっつさ」になって来つつあります。
この↑画像で見ると、そんなに量も増えてないよに見えるかもしれませんけど、食べてみたら意外と手応えがありました。
ま、でも好みからいうとちょっと外れてはいるんですが、黒石の某喫茶店で出してる手打ち蕎麦のザラついた舌触りみたいな無愛想な感じじゃありません(それでも、冷静に見れば熱い蕎麦のほうが美味しいかな)。

さて、今年のクリスマス・ケーキ業界は多少、様変わりしておりますね。

これまではまず各業者それぞれの生産能力いっぱいの予約を抱えて、それでもなんとか店頭にも少しは並べられたらいいなあ、って感じだったんですが⋯
やはりねえ、世の中がこんな調子ですから、どのお店でも近年になく、店頭でいきなり来たお客さんにも売れるよな態勢になっちゃってます。
だいたいいつもだったら、予約をこなすだけで、クリスマス直前にはみんな徹夜続きでハンブン死にそうになってて、店のなかはいつものケーキなんて片付けちゃって、予約のケーキが山積み、次々とおみえになる予約客にケーキを渡すので精一杯、てな光景が見られたハズなのよね〜。

ところが今年は、アテも無いけど作っといてフリの客を必死で呼び止めようと声を涸らしてる、てなお店が何店もございます⋯
今年ばかりは、なんの予約もしてないお客さんが急にクリスマス・ケーキが欲しい!ってなっても買えるとこがあります!
ま、どこででも、ってワケには行きませんが。

やはり、そんだけ全体的に消費が「緊縮傾向」にある、ってことでしょうね。
そりゃそうだ⋯派遣社員などが軒並み「契約解除」になってる、っつうニュースが連日流され、あのトヨタですら大損こいた、てな話題ばかりなんですから。
なんだかねえ、もしかすると、こうゆう危機的状況であることを「口実」にして、社員減らしをしてる会社なんてのもあるんじゃないの?
あんまし戦力になってねえヤツはこの機会に辞めさしちゃお!なんてね。
でも、そんなことして辞めさせられたニンゲンのぶん、消費市場は「必ず」冷えて、回り回ってモノが「さらに」売れなくなって、もっとキビシくなる⋯

こんなときこそ、自分の役員報酬を削ってまで雇用を確保しとこう、なんてリッパな上司っていないのかねえ。

そりゃ、ことはそ~カンタンじゃないのは確かなんですけどね。
なんたってみんなそれぞれいろんなローン抱えてるから、全体の給与を圧縮しちゃおう、なんてなったら、さっそく支払いに困る、てなことになるだろうしねえ。

ローンてのは、今後も給与はいくらかづつでも「上がっていくもの」っちゅう前提でもって組むのが普通ですから、その前提が崩れちゃったらスグに破綻してしまう⋯

そしてそれがまた次の金融破綻を招く、なんてことにならなきゃいいんだけど。

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