2002
LAST SESSION


2002-12-22
今年最後のセッションで〜す。ってあちこちメール送りつけたかいがあって(?)いっぱい来てくださいました。
しかも新顔(ドラムの長岐クンの仲間みたい)も三人ほどいるし、セッションに参加はしないけど、聴いてくれてるお客さんも十人以上おみえになってます。これがまたウレしいんですよ。しかも、今回は最初っからベースの松宮選手が来てくれてましたんで、実に久しぶりに、ベースをケースから出すことなく、ギターでアバれられまっせ。

1st ステージは、Gibson Les Paul Standard、Gold Top のなりちゃんも上げて、ま、慣らしもかねて"Jelly Jelly"をスローで。
これから始まって、今日はずいぶん歌ったよな気がすんなあ。
スロー系だと、お馴染みの "Night Life"でしょ、で、キャリー・ベルのアルバムから持ってきた "Rich man's Woman"。
そして Hot Tuna にも「まったく」同名のブルースがあるけど、あっしのはオリジナルの全然ちゃう "Hasitation Blues"。
そしてお気に入り、Albert Collins のスタイルで "Honey Hush"と、"Travelin' South"。
そしてダディ正井とのラスト・ステージでは、当然 Eddie Taylor スタイルで"Bad Boy"
をバリバリのシカゴ・スタイルでね)"と"Cross Cut Saw" です。
たぶんアルバート・キングのが有名だと思うけど、ここじゃあエディ・テイラーの Ready for Eddie/BIG BEAR-6 収録のヴァージョンね。
さらにビッグ・サム本多を迎えたセットではロケンローを!
ってんで、Lonesome Sundown のナンバー、"Louisianna Lover Man"にチャレンジしたんだけど、前もってドラムのTETCHIに指示しとかなかったんで、ミゴトに失速、こいつはシッパイだったぜ。
ゲイトマウスのスタイルで、って言うんなら女性ヴォーカルもいなきゃ!なんだけど、弘前にはぶぅちゃんがいないので、"Rock my blues away" じゃ、かわりに本多&松宮のコーラス隊が盛り上げてくれました。
そして、ホントなら「E オープン」にセットしたテレキャスで、スライドかましちゃうトコなんだけど、今日はビールやりながらっちゅーセンで行こう、ってんで歩いてきてるんで赤熱ストラト一本でございます。レギュラー・チューニングのまま、強引にフィンガー・スライドで引っ張り上げてエルモアの"Talk to me, Baby"を!

あちゃあ〜、12 曲も歌ってるよー。どーりでノドやられてるワケだあ。
とくに"Talk to me, Baby"で来ちゃったな。なんでか、あれリキんじゃうですよ。
そして板どんのバックでもギター弾いて5曲くらいやったかな?違うセットではまたピアノ弾いて遊んでました。あ、でもピアノ弾きながらでも「ちゃんと」バック・コーラスつけてたんだよ。で、次のビッグ・サム本多をメインに板どんと能代から来た、ってゆう斎藤さんとかゆうヒトもギターで上がり、オモシロそなんで、そのままピアノで遊んでたら、なんですと?板ドンったらナニを思ったか、いきなりクラプトンの "Tearin' us apart" をやりましょ。だって・・・ おいおい、ワシゃあ前やっとった(板どんバンドのキーボードですからねえ、こう見えても)からええとして、あと出来るのかい?とツッコム間もなく始めちゃったのでございますよ。
実はその直前にビッグ・サム本多は1弦を切っちまってて、そこで目をつけたのがあっしの凶悪な"RED HOT Stratocaster"でございますよ。
貸してくれる?っつーからそりゃもうヨロコんで!でございます。いやあ、ブったまげてましたぞ。スゲえっ!って。ヴォリュームを8以上に上げればダマってても「フィードバックの嵐」ですからねえ。そりゃあノリますわな。かくて"Tearin' us apart"はクラプトンまっつぁお(クラプトン・ファンは怒るかなあ?)の、どっちかってえとジミがやってるとしか思えないダイナミックなソロが延々と続いて、会場の青少年を喜ばせておりましたのじゃ。

長岐クンの友人ふたり(ともにギターです)も交替でステージに上がり、あまり経験の無いらしい「ブルース」によく喰らいついてくれてました。やはり他のジャンルを得意としてるヒトのギターは面白いですね。
また途中からファンキーみちるも来てくれて、ラスト・ステージではベース・ソロも弾いてくれました。今日はスラッピング系じゃなかったなあ。
ま、でも、このステージの「白眉」はダディ正井のギターでしょか。相変わらずだいぶ「お出来あがり」になってからの登場でしたから、ソロをまわしても、あまりよく聴こえない面もあったのですが、なによりその「弾き方」がブルース(?)なんで、拍手喝采を浴びてました。
そして、永いことご無沙汰だったはじめちゃんも現れてくれて、ゲスト・ギタリストとして参加です。
さすが今年最後のセッションだけあって、いろんな顔ぶれが揃っていいですねえ。
その上、終わり近くには、たしかWABI &入道の際、ドラムを務め、お客さんから「ドラムが変わると、こんなに違うんだ!」と言われた成田さんも来て、例の"Tearin' us apart"のドラムをキメてくれました。
まだまだいまっせ、1ステージをこなしてくれた新人のドラマー、それに、ギターを持ってこなかったらしく、見学だけしてた古村クンもいましたね。ホントにこんだけみんなが来てくれると、それだけで盛り上がりが違いますよ。
次は 1 月の11日です。皆様、良いお年を!
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