Eddie Bo II

His days


09-04-08 WED.






Eddie Bo のつづきです。
*** Charles Leopard Bocage は 1900 年 1 月14日に New Orleans の Algiers 地区で生まれています。
Charles と Peter は 「兄弟」 で、Henry は 「いとこ」 とされていますが、Henry も兄弟同然みたいに
して育った、と。
Charles も吹奏楽器をこなしたのかもしれませんが、バンジョー、ギターのプレイヤーとして、あるいはヴォーカリストとして知られているようです。
Armand Piron の楽団のあと、兄である Peter Bocage が始めた Peter Bocage and The Creole Serenaders でも一時パンジョー奏者として在籍していました。
1963年11月4日死亡。

**** Peter Edwin Bocage は 1887 年 7 月31日に Algiers 地区で生まれています。
そこでの彼はまず最初にヴァイオリンの演奏から始まって、マンドリン、ギター、 バンジョーと弦楽器をこなし、 さらにはトランペットなどの吹奏楽器に辿り着いたようですが、やはり最も評価されたのは、そのトランペッターとしての功績だったようです。
十代ですでに父とともに近所のパーティなどで演奏をしていたようですが、 すぐに Storyville 界隈のさまざまなグループでも演奏に加わるようになりました。 20代になると自身が率いる the Superior Orchestra をスタートさせ、 コルネットには Bunk Johnson を据えています。
その後、自身も 1910 年には Frankie Dusen の Eagle Band にヴァイオリン奏者として参加し、さらに数多くのバンドを経験し、その間に出会った多くのミュージシャン Buddy Bolden、Freddie Keppard や King Oliver、Louis Armstrong たちの音楽に触れ、さらにスキルをアップさせて行ったのではないでしょうか。 1923 年には再び復帰し、 Clarence Williams の助力で実現した NewYork での吹き込みで、 彼自身の作になる "Bouncing Around" が Okeh 40021-A として、 さらに
Columbia には "Bright Star Blues" (99-D) と "Sad Bustin' Blues" (14007-D) の二曲、 さらに Victor には "Mama's Gone, Goodbye" (19233-A)、 "New Orleans Wiggle" (19233-B ) の二曲が、 そしてその二年後、 New Orleans に戻って録音された "Red Man Blues" (19646-A) 、その別テイク (19646-B) が、 これも同じく Victor に残っています (このときのメンバーには、パ
ンジョーの Charles Leopard Bocage も参加していました。
その後、 保険業務の仕事を始めたりもしていますがやはり楽団から離れることはせず、 1960 年代に入って Riverside からアルバム、 "Loves-Jiles Ragtime Orchestra / Creole Serenaders" などもリリースしています。
1967 年 7 月31日、 New Orleans で死亡。


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