Holiday 2

Full moon


09-05-06 WED.





今日もお休みな「ぷ」さんと一緒に秋田県にまで蕎麦を食べに行ってきました。

すこし前までは秋田県ちゅうのが「まさに」コメどころとして有名でございましたから、蕎麦・稗(ひえ)・粟(あわ)などの雑穀ちゅうか救荒作物にはあまり縁がなく、よって蕎麦の名店などほとんど無い!言われておりました。

実際、そんな世評も知らずに入った N 市のソバ屋「 N 」では、まあ、確かにソバではあるなあ⋯てなシロモノでビックリしたものでございます。
それが花輪の切田屋で(店内が過剰にゴマ油くさいけど)そこそこ「そば屋」と言える店もある、と知り、さらには二ツ井の「わかまつ」ではワタクシ的に「やっと漢字の蕎麦」が使える「蕎麦屋」に遭遇したんですねえ。
そしてその後、大湯(地名です)にも「満月」というかなりなクオリティの蕎麦を出す店がある、と聞き訪ね当てたのが「ここ」でございました。
ここなら「ぷ」さんも連れて行きたい、とゆう感じなんですよね。

もっとも最初に弘前から南下し始めたときは、大館で西に向かい、二ツ井の「わかまつ」も考えていたのでございますよ。
しか〜し、国道で南下し始めてスグ、行楽帰り(?)のクルマが大量にひしめき「変なペース」でしか走れないのでイヤ気がさし、碇ヶ関のちょい先で大館に向かう国道七号を離れ、小坂に向かう 282 号線に脱出!
となると坂梨峠を越えて小坂に降ったあと左に逸れ、しばらく走ると大湯川にでるのでそっから左に向かうと「大湯温泉」で、そこに「手打ちそば洸庵・満月」がある、と。

二ツ井の「わかまつ」は、なんでこんな(シツレイ)とこにこんな蕎麦屋が?とゆう感じですから店のほうでもなんでこんなとこまでわざわざ?ちゅう不審な目を向けてくるのが気ウルサいとこありましたが、ここ満月ではそんな詮索なぞしてるヒマ無いくらい客で溢れておりますよ。

さて、その満月、割り箸ではなく「蕎麦用に」ということで先端部分に表面処理を施した専用の箸が添えられております。ただのツルッツルなプラスティック箸ではないところに見識が窺えます⋯
ただ、正直に言うと、「果たして割り箸を使わないことで、ほんとうに地球を救えるのか?」というギモンはあります。
あれに使われている木材は「他には使い途は無い」という説もあって、だから割り箸をヤメたとしても、それが「建材」に回せる訳でもないし、その意味で森林資源の(あ、「資源」という考えかた自体がマチガっとる!ちゅう説もあるそうですが)乱開発を防ぐ効果は「無い」と。
いやホント、エコの道を究めるのは難しいようで

てなことはともかく満月の蕎麦は以前よりもさらに細くなったような感じでとても良かったですよ。こちらを選んで正解だったと思います。

そのあとは近くにある環状列石の遺跡を散歩(?)してまいりましたよ。

(注;このころは自由に現地を歩き回れたのですが、後にクマが出るとかゆうことで一帯が立ち入り禁止になったそうです)

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