iPhoto

Image treat


09-05-17 SUN.






カラーだと、 撮影したときに受けた印象に近づけるため、 必ず iPhoto で明度、 コントラスト、 彩度を調整することにしていますが、 今日の画像は 「撮ってきたそのまんま」⋯

あ、でも、 撮影はすべてそうするべきだ、なんてこと 「ぜ〜ったいに」 思っていません。

人間の眼と銀塩フィルム、 あるいは撮像素子の特性は 「必ず」 違います。
撮ってきて、 自宅の PC のスクリーン上で表示させてみたら 「あれえ?」 って経験はどなたもお持ちでしょう。
なかには、そんなことにならないよう、撮影現場で露出などを綿密に調整し、一発で思い通りの画を撮るのだ!それがプロだ!なんてほざいてるバカもいますが、 ふん、そんなの出来た画が 「そこそこ」 許容範囲に入ってたら「ほら、思い通りに撮れた!」 なんて 強がってるだけだろ。

むしろ、 人間の眼もフィルムも撮像素子も 「それぞれ」 明度・色相・彩度について 「ノンリニアー」なワケで、 さらにその三種はまた違ったノンリニアーさを持っていますから、 「思い通りに撮れた」なんて言うのは、そういう細かい違いに 「鈍感だ」ってことを白状してるだけなんですよね。

自分の好きな画を作るために写真を撮る 「作画派」 であれ、 現実の忠実な再現を目指す 「リアリズム」派であれ、 本気でそのための色調を追求するのなら、 カラー調整をするのは、 作家の良心でしょう。

「わたしは一切、後処理はしない!」 なんての、 一見カッコよさそうだけど、ただの「無精者」のショ~コ。
あるいは「無能」のほうかもな⋯

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