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From S1IS to S3IS


10-01-25 MON.




先日、某社に於いて期間限定セールの打ち合わせに同席していたら、この↑ Canon S1IS を床に落とされてしまいました!
さっそくチェックしてみたところ、スイッチの ON/OFF に伴うレンズの出し入れの際、明らかにどっかがスしてる音がします。
しかも、ときどき合焦しなかったり、さらに困るのはレンズ内部でカメラの振動を打ち消す方向に中間のレンズを動かす手プレ補正が「ほとんど働いてない」じゃないの!
うひ~!参ったなあ、と思ってたら、「修理代金は当社が負担しますから」という嬉しい申し出をしていただきました。
でもね、問い合わせてみたら、その修理代金ってのがヒジョ~に「とんでも」なお値段になりそうなんですよ。だってねえ、このカメラって、先代の同型機が「画面が溶けるように下に流れ落ちる」ようになっちゃってネットで探した中古ですから、五千円で買えたんですよね~。そっ、それの数倍の修理代?じょ~だんじゃないよっ!
と言うことで、またネットで中古を探してみましたが、さすがにもう型が古いため、あるのは「ジャンク扱い」ばっか!そこでしかたなく、次世代機(は違うんだけど、それは出品されておらず、ひとつ飛んだ)S3IS ならその修理代の半分(!)で出ています。
さっそく某社に連絡したら、それで良ければ注文してください、と言うことで、先に代金までいただいてしまいました。
う?もっと安いの探して、差額でウマいもんでも、なんてココロのなかのアクマはささやくのですが、サンネンでした。そんな安いのはもう他には「おまへんっ!」
と言うことで、本日、届いたのがこれ ↓



明るいシルヴァーのボディに白いレンズ・フード(あ、ホントはブラックなんだけど、ボディと合わないから、って自分で「塗った」んだよね。あちこちハゲてきてるし、かなり汚れも目立ってます)とゆう先代から、ブラックに近いメタリック・グレーのボディ、そしてレンズ・フードはそれとマッチするブラック、っちゅう渋い(?)カラーに変わりました。
サイズはタテ・ヨコ・ナナメ⋯じゃなかった、幅、高さ、奥行き方向ともに「大きく」なって、重さも増えてます。
カメラの左にあるのは、これをつけると望遠側の焦点距離が五割増し、つまり「さらに長い望遠レンズ」ってことになるコンヴァージョン・レンズです。
ただしそれつけたままいっちゃん広角寄りにズームすると画面の四隅がケラれ⋯どころか、丸い筒のなかから覗いてるみたいになっちゃう!
てなことはともかく、S3IS と S1IS の一番の違いは⋯



そりゃいっちゃんの違いはボディのカラーに決まってますが、背面の液品のサイズが大きくなってます!
あ、これ、先代の S1IS でも採用されてるけど、ファインダー内の EVF を使うときは、クル!っと裏返しておけるのがいいんだよね。左側を軸に開いて、しかも携帯でよくあるようにスクリーンは水平軸で上下に回転しますから、上から覗きこめるようにも、下から見上げるようにもセット出来ます。
今回、かなり大きくなりましたから、前よりも使えるシーンが増えるかも⋯
基本的な操作系のレイアウトはあまし変わっていませんが、細かいところではセルフ撮影やリモコンのセット・ボタンが、ポップアップフラッシュの左側から、グリップのシャッター・ボタン直後に移って来てますねえ。
もっとも背面の四つタテに並んだ小ボタンでは多小の変更はあるのですが。
今後、S3IS がメインとなりますが、それで画質やなんかが変わったみたい、なんて言われるようになるとしたら、それはヒョっとすると S1IS と S31S の違いの他に、「このS1IS 」固有の画質の味ってのが関係してくるかもしれません。
こ~言っちゃあナンですが、初代 S1ISで撮った画質のほうが「好き」だったんですよ。
どこがどう、とはなかなか突き止められない感じではあるのですが、次を任される S3IS、これまでよりもすこしシャキ!っとした画になるかも。うん、なるといいなぁ⋯

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