雪だるま
2003-02-01 | | 今日の早朝は、黒石の「馬っ子市(まっこいち)」だったそうです。 馬っ子(まっこ)ってのはプレゼント、みたいな意味らしく、昔は子供たちにあげるお正月の「お年玉」も馬っ子(まっこ)って言ってましたねえ。 そー言えば、マージャンの半チャン終ったとこで、トップの人に、最初に取りのけといたぶんを与えるのを同じく「馬っ子」って言ってたよーな気がするけど、あれもこの辺独特の言いまわしなのかな? ま、それはともかく、この市(いち)では、なんか買うとタップリ「おまけ」がついてくるらしいですよ。もちろんネダンそのものもヴァーゲン価格にはなってるよーで、かなりの人出があるんだって。 その黒石市では、市民あげて「雪だるま」作りにハゲんでるよーで、道路沿いのあちこちにかなりたくさんの「雪だるま」が並んでいます。 オモシロいのもあれば、リッパなのからショボいのまで、ホントに作った人の個性が出てますねえ。 昨年はホントの山の中で「大きさ日本一」の雪だるま作りをやってたらしいですが、あんまり山の中すぎて、わざわざ見に来てくれる人も、多くなかったんじゃないのかなあ。 で、今年はまた初心に還ったのか、一昨年と同じ、落合温泉の伝統巧芸館の駐車場で作ってるみたいです。ただ、昨年のもそうですが、高さを稼ぐために、胴体が球状じゃなく、傾斜角45度ほどの円錐になってるのがなあ・・・ たとえば、札幌の大雪像のような手法で製作できないのかなあ? まず、型枠を組んで、その中にガンガン雪を詰め込んでって、固めてくの。完全に凍ったとこで型枠を外し、そっからは彫刻の手法で作ってく! ま、この場合の問題は、雪が固まるよな低温が続いてくんないと、出来ないってとこかな?そのためにゃ、日中の最高気温が零度を上回らない、ってのが数日続かないとダメでしょ。 で、ここんとこ3日間は下回ってますが、その前が+5.3度ですからねえ。
しかし、「雪だるま」って言う以上、そのカタチはやはり球形の胴体の上に少し小さい球体を乗せてアタマにする、ってのがキホンでしょ?それが、ピラミッドみたく、スロープで持ち上げてった上にアタマだけのっけて「雪だるま」で〜す、言われてもなあ。 実際には、フツーの雪だるまみたく、雪だけじゃ、球体として「自立」させとくコトはコンナンですからねえ。いくら凍らせても強度的にゃ限度っつーものがありますし。 おわんを伏せたみたいな半球の2段積みじゃ、ヘタすると「鏡モチ」かな?
雪って、生活の上では「支障」になるだけで、ロクなもんじゃないんだけど、こーやって遊びにしちゃうとちったあモノになるか?と一瞬思ったら、そんな時に限ってあんまし降ってくれなかったり、気温も下がんなかったりで、やっぱアテになんないのよね〜。 そー言えば、弘前でも公園のなかで雪像作りなんかして「雪灯篭まつり」なんてのタクラんでるんだけど、いっつも雪不足で悩んでるみたいだよ。
え?スキー? 距離スキーなんかじゃいいんだけど、「整備された」ゲレンデを必要とする「いわゆる」スキーなら、ハッキリ言って問題だらけ。 岩木山の鯵ヶ沢スキー場なんて、クマゲラの棲息圏である可能性を無視して「強行開発」しちゃったんですからね。 開発業者に「有利」なデタラメなアセスメントを出した三流大学の教授、「開発」を前提にして、いかなる抗議にも耳を貸さなかった県、そうやって「ゴリ押し」の集合で出来てるのがあのスキー場なんですよ。 町おこし・村おこしを口実にしさえすりゃ、ナニやっても許されるってワケやね。 こんなコト言うとまた「大量に」テキ作っちゃうでしょが、スキーヤーなんて、そんな自然環境に対する認識に欠けたバカばっかりみたいだから、やれコースが何本ある、とか、ロープウェイが完備してる、駐車場が広い、なんて、どれも環境にスゴい負荷をかけてるロクでもないスキー場をありがたがるんだよ。
いまんとこ日本のスキー産業(?)は地球の「敵」です。 |