臼そば

2003-02-08
太平洋側に高気圧がいて、日本海側の低気圧に向かって暖かい風が吹き込んでいるため、かなり気温が上がりました。
そんな中、国道101号線の森田村「道の駅」のお餅屋さんが「お蕎麦」も始めたらしい・・・
ってんで、さっそく「ぷ」さんも巻き込んで行ってみることにしたのです。

しか〜し!森田村と言えば「一番食堂」でございます。
あそこまで行ってラーメンを喰わないなんて、ワタクシめがそのよーなコトを許すと思いますか?そ、とーぜんラーメンは喰うのだ!
で、そのすぐ後にまた蕎麦を!ってのはいくらワタクシでもナンだなあ、ってんで時間ツブしに鯵ヶ沢まで行ってみることにしました。
カモメがのんびり滑空している下には、意外と穏やかな海が広がってます。
でも、海沿いを離れた山中のバイパスが完成してからは、ほとんどのクルマがそちらに回ったせいか、海に面した旧国道の「海の駅」はちょっと客足が遠のいた感じでしたね。
そして沿道の「いか焼きキオスク」も何店か閉まったままになってます。やはり交通量の減少が響いてるんでしょか。

と、ここで板への書き込みを知らせる通報があったので、「海の駅」で H/PC を開いてみますが、NTTのモペラは「完全に」アウト!ダミだこりゃあ使いもんにならんわい。
ってんで AirH" にチェンジ。こっちは接がるんだけど、トロイトロい。
いちお〜レス出来たけど、やっぱ街中とはちゃうのねん。
しばらく海産物を見て歩き、なんかいーもん(酒の肴になりそなの)あったら、都内某所に送りたかったんですが、う〜む、どれもイマイチだなあ。やはり客の減少が品揃えにもエーキョーしてるのでしょか。

さて、そろそろ頃合かな?(なにが?)ってんで、森田村の「道の駅」に向かいます。
ここには古い農家を利用した「お餅屋」が営業しており、以前からたまに寄ってはサイホンを自分でブクブクして作るコーヒーなどでブレイク・タイムをとっていました。
それが、いつからか、お蕎麦も始めてたんですねえ。
中は入ってすぐのとこが板の間で、あとは全てお座敷となっており、そこに6卓ほどのテーブルが配置されてたものですが、この季節ですから、とーぜん「おコタ」となっておりましたよ。

さて、メニューを見てみますってえと、臼そば 400円。
ん?なんじゃそりゃ?蕎麦を臼で挽いてるってコト?それ、当たり前じゃん。ヘンなの、と思ったら、な〜んだこのお店の名前が「森田もち茶屋 臼」って言うんじゃないの。
それで「臼そば」かあ。他には月見そば 450円ってのと、山菜そば 500円があります。
こりゃ、どー見ても「あったかい」蕎麦だよなー。
ま、いっか、せっかく来たんだからいちばんベーシックな(と思われる)その「臼そば」ってのを頼んでみましょ。
出て来た蕎麦は、やや小ぶりな鉢に上品なつゆを張って、一見、津軽そばかいな?って太さの蕎麦(色はそれよりは少し明るい感じです)が泳いでおりますね。
もしかしてカンタンにブツ切れになっちゃうコシの無いヤツ?と思ったのですが、食べてみたら、あ、意外とマトモ(失礼な!)。
ちゃんとコシもあるし、なにより、オダシがいいですね。かなり上品な仕立てですが、飽きの来ない、調和のとれたつゆに仕上がっています。
全体の量はワタシにとっちゃ「おやつ」クラス(とめごろおさんだったら軽〜く4杯はイケるな、こりゃ)で、本気の食事としちゃモノ足りないけど、三時のおやつ替わりに、また小腹が空いた時の「虫抑え」にはいいかも。(あ、ふつーの量なんですよ。ワタクシのキジュンがちょと蕎麦に関しちゃラージ過ぎるだけで)

この「森田もち茶屋 臼」、あんみつやコーヒーの他にも「しとぎ餅」や「おはぎ」などを組み合わせた「お持ちかえり」パックも販売してますよ。
建物の見学だけも出来ます(有料)が、飲食されるお客さまは自由に内部を見て回れますので、ついでにひと休み、という方が圧倒的に多いようです。

ところで、隣りのコタツに、スキー帰りらしいオッサンがひとりで来て、いきなり「おしるこ。大盛り!」。
お店の方は「大盛りですか?」と困ったみたいですが、すぐ、「はい、判りました」と戻って行きました。で、「は〜い、大盛りでーす。お餅三個にしときました!」って運んで来てましたが、おいおい!「ぷ」さんが、おそばは入らない、って頼んでた「おしるこ」もお餅は三個じゃん!それっておんなじだぞ!しかも容れものもおんなじサイズじゃあないの!ど〜こが大盛りなんだよう!と吹き出しそになりましたが、隣りのオッサン、「おっ、そうか!」って満足そうに食べてましたからねえ、なにもわざわざ寝た子を起こすよなコトせんでも・・・
しかし、あれでネダン「大盛りですから」なんて上げてたりして無えだろな?こっちは先に出てきちゃったから判らないんだけど。

さて、これから2月最初のブルース・セッションでございます。そのモヨーはまた後ほど。
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