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Another report of 5/3


10-05-28 FRI.





え〜、5/3 にもすでにあらかたのリポートはアップしておるのでございますが、その後、別なとこにアップしてた当日の感想(?)みたいのが見つかり、せっかくだからそれも「ここ」にアップしちゃえ、とゆう気になりました。
よって一部重複する部分はございますが、そのまま転載いたします。


全部で八組のバンドが出演する、という(弘前ブルース界にあっては)未曾有の大惨事⋯じゃなかった、大プロジェクト、東北ブルース・サミットが無事に終了いたしました。
ワタクシの Cavern Blues Band Reunion+ は欠けていたベースのポジションを加藤クンに埋めてもらい、なんとか発進することが出来たのでございます。
さて、その出演者はってえと、地元の四組以外は、郡山から二組、岩手県と秋田県からそれぞれひと組で、さすがにこんだけ多いと、どれがどれやら覚えきれませんので、個別のサウンドがどうこう、っちゅう話は抜きにして、「ともかくオモシロかった!」っちゅうひとことに尽きます。
特にワタクシの好きな楽曲、Knock on Wood や Mustang Sally などもイキのいいのが聴けて大満足でしたねえ。Mustang Sally は自分でもやったりもしてますけど、Knock on Wood となるとセッションっつうよりは「多少」スタジオ・ミュージシャン並みの「曲を覚えるチカラ」がないとキビシいものがありますからムリ?
いえいえ、別に不満に思ったりはしてません。セッションはセッションで「なるようになる(?)」っちゅう別な楽しみ方が出来ますから。
てなことはともかく、けっこういろんなタイプのプレイヤーを楽しめてほんと良かったですよ。こんな催しでもなけりゃ、ふだんはなかなか聴くこともできない他の地域のブルース演奏者に、こんなにまとめて出会うことなんて無いですからね。
で、各バンド間で、別に演し物の調整とかは一切してなかったもので Same Old Blues を三つのバンドがそれぞれ演奏する、っちゅう、ある意味ゴージャス(?)な一夜となったのでございます。
うん、かえってオモシロかったですね。各バンドの個性みたいなものがより鮮明になって!

ま、そこいくと Cavern Blues Band Reunion+ は今回、まったく異色の(?)路線を選択いたしましたから、どことも比べようがなかったかも?
エルモア、ハウンドドッグ・テイラー、リル・エドっちゅうスライド・ギターばっか三人のナンバーを「例によって」勝手に編曲し(より正確には「歪曲」である、という指摘もある)「もっと」いいかげんにルースにしちゃった、まあ、自称「ミシシッピーあたりのドいなかで、週末、酔っぱらいどもが卑猥なクネクネ・ダンスにふけるジューク・ジョイントで演奏してる、わけわからんオッサンの演ってるよなブルース」を目指した(ウソつけ、そんなふうにしかならなかっただけじゃないか!っちゅう指摘もある)ワケで、どだい、そんなタイトに演奏しようったって、出番はラストと来れば、それまでに「充分以上に」ブルース促進剤(一般には「ビール」と呼ぶらしい)が充塡されてしまい、いつもに増してグダグダになる、ってのはもろ予想できましたからねえ。
使ったギターは Fender ST champ。え?なんじゃそりゃ、って?
え〜、別名ちびストラト、つまり基本的には「ストラトっぽい」んだけど、実はショート・スケールで、ボディも小ぶり。なのにストラトだったら三つ付いてるハズのピックアップの前ふたつが取り除かれて、代わりに 10cm 径くらいのスピーカーが!
そう、実はアンプ内蔵の、いわばフェルナンデスの ZO-3 みたいなもんですね。
で、コイツのアンプのスイッチをオンにして、さらにもう一段スイッチを倒し「ディストーション」にするってえと、スピーカーからの音で弦が振動し始める、っちゅうセルフ・ハウリング「フォ〜〜〜ン」ってなっちゃう「楽しい」ギターなのです。
コイツがまたハウンドドッグ・テイラーに通じるエグい音を出してくれるので、本番でも採用しちゃいました。
全出演者中でいっちゃんショボいギターだったかも?がはははは

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