前略、テレキャスター様

2003-02-15



本日夕刻、弘前に三つ(だったよな気が・・・)ある「Tsutaya」のうち、一番デカい「城東店」ってのに寄って、ま、別にこれといって何か探してたワケじゃないんですが、だらだらと見て歩いておりましたら、ん?
眼のスミになにやら「テレキャスター」がどうたら、っちゅう文字と、ナチュラル・ボディにメイプル・ネックのテレキャスの馴染みのある「お姿」がっ!
とたんに Canon EOS の EFレンズのオートフォーカスには及ばないものの、人間工学的に可能な限りの「クイック・フォーカス」で焦点が合わせる!
するとそこには文庫本ながら、「前略、テレキャスター様」っつーヒトを喰ったタイトルの白っぽいご本が平積みとなっておるじゃあ〜りませんか!
しかも隣りには「レス・ポール読本(こっちはだいぶ前に出てたみたい)」まで!

All about Fender Telecaster ってサブ・タイトルが付き、表題の下には「エレクトリック・ソリッド・ボディ・ギターの原点、テレキャスターに感謝を込めて─」とあります。
帯には「今も変わらず”ジャキーン”と鳴っていますか・・・・・・。 草々」なんてキャッチ・コピー!
これはまた、なんとコアな!すんごいですねえ、こんな本が出ちゃうなんて。
やはりテレキャスのマニアはそんだけコアなんでしょね。
開いてみると巻頭を飾る(?)のは、Keith Richards & Fender Telecaster のカラー・フォトが5葉ほど。以後は歴史やら図版やら、対談やらルポやら、なにからなにまで、これぜ〜んぶテレキャスターだらけ!年度別のカラー&白黒とり混ぜての豊富な写真と、'50〜'70年代のヴィンテージ・テレを中心にした解説は、判型が小さい(面積で1/4、おネダンは1/4以下!)ぶん、Guitar Magazine Mooks の「The Fender 2: TELECASTER & Other Guitars」に比べられると、さすがに見劣りはしますが、しかし「熱」では負けていませんね。

奥付を見たら、2003 年 2 月20日 初版発行、だって。
ん?今日はまだ15日だよね?これってフライングちゃうの?ま、いーけどさ。
あなたの町でも「Tsutaya」だったら、もう店頭に並んでいるかも。テレキャスにキョーミのあるあなた、&レスポールにキョーミのあるあなた、さあ今すぐ買いに行こう!おネダンは税込みで 630円。
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