RAILROAD BLUES

2003-03-03
今日は桃の節句ですね。といっても、ぜんぜんピンと来ないんですが、関東あたりじゃ「春一番」が吹いたそうです。でも明日はまた寒気が入り込むらしいですよ。
久しぶりの真冬日(日中も零度以上に上がらない)でしょか?

お馴染みのMARSHLANDの鉄道コーナーに「Nゲージ」のコーナーも出来ました!
早速、行ってみると、おお!懐かしい!103系が4色(ブルー=京浜東北線、グリーン=山手線、イエロー=総武線、オレンジ=中央線)揃ってますよ!
ほぼ4年間、中央線の国立(くにたち:国分寺と立川の間に後から出来た駅なので、前後の駅から一字づつ貰って決まった駅名だそうです。ただし後から武蔵野線が出来た際に、国立と国分寺の間にまた一駅出来たんですが、さすがに前後から一字づつじゃあ「国々」になっちまうから・・・ かどうかは「?」だけど、「西国分寺」ってえ、ありがちな名前になってます)ってとこに住んでたんで、オレンジの中央線にはずいぶんお世話になりました。

学校が「御茶ノ水」の水道橋寄りにあったんで、帰りは水道橋から総武線でだらだらと新宿まで行って、紀伊国屋書店をブラついたりしたあと中央線で帰る、なんてこともしてたんでイエローの車体もちょくちょく乗ってましたね。また学校の友人が渋谷だったんで山手線もタマに乗りましたが、残るブルーの車体、京浜東北線は、ごくたま〜に、秋葉原で遊んだあと、銀座の山野楽器に行こ、なんて時にホームの両側が山手線と京浜東北線で、どっちゃでも先に来た方に乗るつー時に利用したくらいでしょか?
就職したのが豊海埠頭にあった製版会社だったため、国立から中央線で東京駅、そっからバス、ってルートだったんでその時代はかえって「単調」な生活でした。
やがて東京から弘前に帰り、たまに東京に行くだけになったんで、鉄道からは縁が無い生活になってしまいましたね。だって、自宅から勤務先までが 500m ですから!
しかもその通勤ルート上にスーパーが三つ、デパートも三つある、ってえ繁華街での生活でしたから、鉄道どころか、クルマも必要無いっつー、まっこと「恵まれた」環境でございました。
その、かっての中心街「土手町」も、最近では郊外型店舗に押され、スーパー、デパートともにひとつづつになってしまいました。そう言うワタシも区画整理の影響でそこを離れ、駅からは等距離の住宅街にいます。

たまに東京に行くとしたら、寝台特急を使ってた時期もありましたねえ。
往きは「あけぼの」、復りが「はくつる(東北本線で青森まで。そっから奥羽本線に乗り換えて弘前まで)」ってパターンかな?東京では立川でしたから上野→東京間を京浜東北線か山手線、あとは中央線一本です。
次ぎが、盛岡までの高速バスと新幹線、って組み合わせを利用してた時代(?)ですね。その頃は市川に行くため、111系(だと思ったなあ)総武線快速(東京駅の地下で横須賀線になるヤツね)を使いましたが、市川から秋葉原あたりに行くことも多かったので、イエローの総武線は良く使いましたよ。
やがて市川から早稲田に変わり、そーなると地下鉄の東西線ばかりで、しかもマウンテンバイクもあったんで、天気さえ良けりゃそれで走りまわってましたから、この時期はあまり電車に乗っていません。
さらに、弘前で自分のクルマを持ったコトから、青森空港にクルマ駐めて(当時は駐車無料だったんですよ。いー時代だったなあ)JASで羽田にひとっ飛び、つールートをとるようになりました。
行く先も早稲田から向島に変わっていたので、まず羽田空港からはモノレールで浜松町に向かい、そこからは少し歩いて日の出桟橋へ。そして水上バスで隅田川を遡り、吾妻橋で陸に上がる、と。
川に面した幾多のビルや頭上をよぎる個性的な橋たち。そこを行き交う「日常の営み」たちを見上げながら、かっての「江戸」の中枢をなしていた「浅草」に接近してゆく・・・。
やはり地下鉄じゃあ、こうは行きませんや。早いのは確かなんですがね。
船で一番いいのは、立って歩けるってとこかな?潮位によっちゃあ、最上部のデッキにも上がれますし、ドリンク・コーナーに行ってみたり、船尾の渦を眺めに行ったり・・・
ここんとこあまり時間的な余裕ナシで夕方あたりに羽田に着くもんで、悠長に船で乗り込みなんぞしてるヒマが無いんで地下鉄で押上に直行!ってのが多くて、ちとサビしいっす。
やはり時間的余裕を持って行きたいなあ。隅田川の川風に吹かれつつ、ああ、東京に来たんだなあ・・・って実感を噛みしめるのがまたいいんですよ。
ムカシ、寝台特急で目が醒めて、外を見ると栃木県の小山あたり。ボ〜っとしたアタマが晴れてゆくにつれ、線路の周囲もすべて住宅に埋められ、「ああ、東京が近い」って実感してたのが、空からいきなり1時間で来ちゃうもんだから、川面から裏(?)東京を眺めることで、実感を取り戻していたのかもしれませんね。
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