Long life foods

2003-03-04
うひ〜。久しぶりの寒気、と思ったら時々ブリザードじゃん!
気温が −0.4度くらいだから、路面もいっちゃん滑るゾーンだよ。
午前中、用事で銀行までクルマで行ったら、ワダチんとこがテラテラしてて、滑る滑る!
そのワダチに乗ってると、発進する時にホィールが空転するんで、そこハズして止まるよにしないとね。
三月に入ってるってえのに、この吹雪だもんなあ。

さて、ほぼ一週間、センプク(?)してたぶぅちゃんの「独り言」がメデタく復活いたしました。どーやら悪質なインフルエンザにやられてダウンしてたみたいです。
同じく引越しを控えているエピちゃんも、ひところだいぶやられてたみたいですが、最近はカイフクして「満を持して」いるよーですよ。部屋の条件と家賃の「折り合い」から、ちょっと寿家から遠くなりそだけど、コンジョーで寿家に行くぞ!との頼もしいお言葉!エピちゃん、ホントに自転車で来るからなあ。

その寿家ですが、今日、りっきーさんから嬉しい「便り」が届きました。「酒盗」などの詰め合わせなんですが、前以ってお知らせ下さっていたので、地元産米の「つがるロマン」ってのを炊いて、待機しておりましたのでございますよ。
そして、それだけじゃナンなんで、味醂の「煮切り」から作った「かえし」と、濃厚なダシを合わせて「玉子焼き」を、そしてタップリの豚三枚肉とキノコ、油揚げを使った豚汁も用意して、珍しく「純和風」のしつらえでげす。ん?豚汁は和風ちゃうか?なはは。
いただいた中から、まずは「まぐろの酒盗」をセレクト!う〜ん、いい味わいです。
素材がいいばかりではなく、その加工技術がホントに練れていますね。こんなふうな「蓄積された」ワザの集大成としての製品ってのはスゴいですよ。
もはや「文化」ってえ域に達しています。

よく言う「ファースト・フード(正しくは FASTだからファスト・フードかな?)」と「スロー・フード」ってえ分類がありますが、その座標とは別に、歴史が育んだ

 Long life foods

と、思い付きだけで出来てるような

 One shot foods

みたいな分類もあるんじゃないでしょか?
と言うのも、実は先日、とある番組で、全国展開しているフード・チェーンでの養成(つーよりはロボット化だなありゃ)の様子を放送していたのですが、そこで出てくる料理ってのが、「面白きゃイイ」あるいは「新鮮な感覚」だけ、っちゅうような、たしかに発想は斬新だけど、こんなもん「料理」と言えるのか?って、かなり疑問なメニューばっかしでした。
ま、それをウマい!って喰ってる客のほーも、ワタシなんぞとは「味覚」の根幹も違ってるんでしょうけどね。
なんだか、永い年月の中で磨かれてきた味と、それを支えてきた技と言うものが、どんどん忘れ去られ、それこそ極論すれば「プリンに醤油かけるとウニの味」みたいな、「そりゃオメエ料理ちゃうやろ!」てなものがはびこって行っちゃうんでしょか?寂しいことです。

あ、でも、こんなコトは後から考えたコトで、ウマいもの喰ってる時にゃそれどころじゃありません。いやあ、気のせいか、いつもの米まで「等級」が上がったみたいな「いい味」になってますよ。なんだかりっきーさんの心遣いが伝わってきて、ホントに嬉しい。
美味しいものは人を幸福にしてくれます。

う〜む、そこいくとワタシのギターは「まだまだ」その域じゃないなあ・・・
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