ギター・アイコン 2003-03-27 | 北を通る低気圧に吸われて、南風が雨を連れてきました。 ここんとこ続いていた好天も、ちょっとひと休みです。 それでも夕方近くまでは雨というより、時々水滴を感じる程度でしたから歩いて移動をしておりました。もう、春が嬉しくて、クルマより、自分の足で歩きまわりたいんですねえ。 もはや道には残雪も無いし。 さて、おハナシ変わって、先日、そまっちの板のギターのアイコンのことが話題になったんですが、彼が入手できたのは、かなりロック偏重で、ブルース界でなら必ず(?)出てきそうなチェリー・レッドの Gibson ES-335&355TDSV や、ジェット・ブラックの「ルシール」、ゲイトマウス・ブラウンのノン・リヴァース Firebird なんてあたりが無いらしいんですよ。 ホントはそれ以外にも MAC さんの Les Paul DC や Melody Maker なんてのもあればさらに「いい」ですからね。 ふうむ、こりゃ、いっちょ「お絵描きソフト」で作ってみよかいのう?なんて、まず 355 から始めてみたんですが、「ショ〜ック!」なんてこったい!355 の形が描けない! ううう、いっつもストラトやテレキャスなら描きなれてるんだけど、ギブソンES シリーズのボディ・ラインがどんなだったか自信が無いぞう! Player 誌を出して来て中古ギターとこで発見し、それ見ながらビット・イメージで作るためのラフ・ドローイングを始めてみたら、ゲゲッ!なんだか、ES シリーズとは似ても似つかないボディ・ラインが! いつの間にか、セミアコが描けないカラダになってしまっていたのねん。 これまでビット・イメージでポスペの初代ひみつメカを描いて、それケータイに送って待ち受け画面に、なんてことしてたんで、ケッコー自信あったんだけどなー。 どーもギターってヤツはボディ・ラインの微妙なセンひとつでショボくなったり、デブっちゃったりで難しいのだ。それに SD ガンダムやチョロQ みたく、デフォルメしないといけないしさあ。それでもトクチョウが残ってなきゃダメでしょ? やっぱ、ヤメとこ。やはり自分でも愛着のある対象じゃなきゃ、ちゃんと描けるワケないよね。セミアコには、それほどココロが向いてないから出来ないんだよ、きっと。 自分がホントの最初に持ったギターってのが、テスコのセミアコ(シングル・カッタウェイ、2PU )だったんですが、それが唯一の例外で、そっからは、Y 社のジャガーもどきのソリッド、フェルナンデスの LPTV-2PU、Fender USA '74 Telecaster、Gibson SG special、Epiphone Wilshire、Fender JPN Jaguar、Fender MEX STD Stratocaster(を連続3本)、Fender ST champ(アンプ&スピーカー内蔵のちびストラト)、Mavis EX(改造して RD シェイプに)・・・ とぜ〜んぶソリッド・ボディです。 逆に、ちょっとでも気になったセミアコは?ってえと、Ventures 全盛時代に、あのモズライトを「カタチだけはコピーした(だって、ネックなんて「集成材」だったハズ!)」全音モラレスってモデルのセミアコってのを見たことがあって、そのあまし大きくない、ってえとこが気に入ったのか、何度か楽器屋さんに見にも行きましたが、ケッキョクはネがアンチ・ヴェンチャーズだったもんで、(それに割りと高かったしね)本気にはなりませんでした。 次ぎに目をつけたのがテレキャスターのシンラインですから、ホンモノのセミアコちゃう!とツッコマれそうですが、あれもいまだにキョウミはあります。(でも買うほどじゃないのよね) あっ!ホントのセミアコもあった!バディ・ガイの Guild じゃ!あれだけは一度、本気で買おうか?と思ったコトありましたなあ。でも、その時に中古市場に出てなかったんですよ。あったらたぶん買ってたかもしれませんね。で、いまごろ、全然ちゃうコト言ってたかも? ブルースはセミアコだよー!ソリッド?あんなもん使えるかい!な〜んてね。そ、ニンゲンはヨワい存在なるがゆえに、自分の踏んだ道を正当化して生きて行くのですじゃ。 え?いま?う〜ん・・・やっぱ欲しいセミアコって無いなあ。HONDA Beat にゃあハード・ケース入らないし(って、そんな理由かよっ?) |
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