@FreeD

2003-04-02

4月1日から、NTTの新しい PHSカードの定額制データ通信、「@FreeD(アットフリード)」が始まりました。これまでは、KDDIの同じようなサービス、AirH"ってのが独走態勢だったのですが、これでよーやくドコモも追いついたことになります。
もちろんスタートと同時に申し込みに行ったのですが、それまで使ってた P-in Comp@ctってののサービス・パックみたいな契約があって、それが今月いっぱいそのままじゃなきゃいけないらしくて、「使い放題」は 5月1日からでなきゃ出来ないんだって。フツーならここで「なんだとぉ〜!」ってカウンターひっくり返してイスを投げとばし、店内を破壊しつくすトコですが(ウソだってば)、いつもワタシの機種変更や料金パックの変更などを半ば「専属」でやってくれる担当のコがとっても可愛いので、おとなしく、「あ、そなの?」でおしまい。

だもんで、@FreeDと AirH"の二本立て「使い放題」は来月からでございます。え?どっちかだけでいーんじゃないの?ええ、たしかにそーゆー部分もあります。AirH"が使い放題ってことでさっそく導入したのですが、外ではまだいいとして、Dead pocketなのか、自宅で使おうとすると、さっぱりダメなんですよ。
AirH"のダメさと言うと
1.まず、接がらない!接続に成功するのは、5回に 1回!
2.接がっても「遅い」!NTTの半分の速度ってことになってるけど、実感としちゃ、もっと遅いね。
3.しかも、読み込みの途中で止まるのが、3回に 2回!

そんなワケだから、せっかく板に書き込みがあったことを知らせるメールがケータイに届いても、開けるのに手間取り、もたもたしてるとスグに10分くらい経っちゃいます。こりゃあ「クィック・レスポンス」を目標として組んだシステムの「足を引っ張って」ますよ。
ところが P-in Comp@ctだと、どーみても1/5くらいの時間でカンゼンに読み込んでくれます。ま、その替わり「時間制」の料金だったんで、ムカつきながらも、やむなく AirH"でガマンしてたんですが、来月っからこれも「定額制」になったら、AirH"のメリットって、ご〜くタマ〜にあるAirH"だと接がるけど、P-in Comp@ctだとダメってポイント(この辺で一度だけ、東京でも一度だけありました。いまのとこメチャメチャ頻度低いけど)でも使える、ってことだけになっちゃいますねー。

少し様子を見て、AirH"でなきゃ使えない、ってポイントがもっと出てきたら別ですが、たぶん「解約」することになりそ。
だって、現状では、速度、確実性、安定性、どれをとっても「いーとこ」無いですからねえ。どっちかとれ、って言われたら間違い無く NTTだな。ただ、今はまだ前の契約のカンケーでアクセス・ポイントが違うんですよ。だから、来月からは「使い放題」専用のアクセス・ポイントに変わるんですが、そーなっても、いま並みの速さ、確実さが得られたらいいんだけど。

いまや世の中 ADSL全盛で、もっと安い月額で、もっと早いのが使えるんですが、ワタシの場合、「どこでも(はちょっと言い過ぎだけど)」ネットに接がり、メールの送受信が出来るコト、を至上命題としてますから、PHS系のデータ通信はこれまた「必需品」なのよねー。
自宅がどんなに早くたって、そこにばっかいられないでしょ?持ち歩いても負担にならない大きさと機能の兼ねあい(H/PC)と場所を選ばないこと(PHSデータ通信)、レーサーでかっとばしてる時だってメッセンジャー・バッグに入れてありますから、いろんな事態にタイショ出来るざます。
ま、バッグもジャマだ、ってえ人には PDAがいーかも。あれならポケットに入りますからね。ちょっと打ちにくいけど、そりゃ持ち歩き易さと、打ち易さ、どっちとるか?ってえモンダイですから、人それぞれでしょ。

都内などでビジネスに使うなら、ご自分のアクセス・エリアでは@FreeDと AirH"どっちが強いか、で決めてもいいんじゃない?同じくらいだったら @FreeDをススめまっす。だって速度がAirH"の 2倍ですからね。サイズによっちゃあ地下鉄の中で停車駅ごとに読み込むのが「間に合う・間に合わない」の分かれ目になるかもしれませんからね。
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