蕎麦トライアングル

2003-04-19

今、都内にいるんですが、自宅では「接がらない、遅い、途中で切れる」の AirH"が、ここではスラスラ接がるんですよ。だもんだから、検索とかもラクに出来ます。

にゃるほどね、ここみたいに NTTがダメ(インジケーターが点かないんすよ、まるっきり)で、AirH"ならオッケーってとこもあるのねん。ま、両方ダメだったら、9,600bpsってえマジかよ、おい?とツッコミたくなるよな「遅さ」ながらドコモのケータイっちゅー手があるんだけど、AirH"の 32kbpsや、NTTの 64kbpsだってもはや「速い」とは言えまへんからねえ。

さて、セッションが午後3時から、西荻窪ってことで、ほたらこれは千載一遇のチャンス!なにが、って?へっへっへ、中央線沿線の蕎麦屋めぐりでんがな。
まずは西荻窪の「鞍馬」からでございます。JR中央線の西荻窪駅の南口に出ると正面やや右寄りに、和菓子の「中むら」があり、その右にカメラ屋さん。その右から入って行く小路を辿ると、やや広い通りに出ますが、その左手前の角が「鞍馬」でございます。
入ると中は変形の間取りで、正面の壁に沿ってテーブルが並び、左手、調理場の手前には大テーブルがひとつ。なかなか丁重な客あしらいに席に誘われ、いただいたのは「箱盛り」ってヤツなんですが、よーするにもり蕎麦ですね。
かなりキレを優先して「丸み」を廃したツユは、しかし並木藪のような江戸ぶりというでもなく、そこまで濃くはないのです。
蕎麦はやや浅黒く、エッジの利いた仕上がりですが、このツユとは合っております。
が、決してマズくはないのですが、この量で 940円は「あんまり」ではありますまいか?
ただ、店内の雰囲気はなかなかよろしい。このおネダンと「大盛りはやってないんですよ」ってのが、ちょっとナニではございますが。
で、その鞍馬で「大盛り」が無かった、ってえのが、火を点けたんですねえ・・・おっしゃあ!ほたらハラいせにここらの蕎麦喰いまくっちゃる!って・・・(ってのはウソですが)

次に向かったのは吉祥寺でございます。南口に出て西に進むとジャック・ウルフスキンのお店の先、左側にあるのが上杉でございます。
このお店は正面が調理場、入って左手が小上がり、右の壁を背にテーブルが4つほど。ややほの暗く、落ちついたフンイキでネダンは、もり 500円と、鞍馬の半分ほど。すこし「甘さ」が勝ったツユは美味しいのですが、やはり量は少なめでございます。ただ、仲の良さそうなご夫婦がお酒のアテも注文しつつ、ゆっくりと週末を楽しんでおられました。
蕎麦は鞍馬ほどエッジは立っていませんが、決してダレてはおりません。うん、なかなか悪くはないじゃない。とっても「庶民的」。

で、吉祥寺のついでに、ってんで、今度は北口の吉祥寺砂場を探しましょ。東急の北側の通りを西に進むとビルの地下にございます。
店内は三つの中で最も広く、入った正面の壁には「挽・打・茹」の三文字が(ってホントは茹は見えなかったんだけど、想像ね)書かれております。土曜の午後とあって店内は家族連れ、カップルなどで賑わっており、オーダーした品もなかなか出てこないほどでございました。
こちらの「もり」は他の二店に比し、やや白く、しかし、締めが甘いというワケでもないのですが、ツユは三店のなかで一番「甘く」、(蕎麦じゃなくツユの)量は一番少なかったですねえ。お値段は 500円とリーズナブルでございました。

いやあ、しかし、三店連続で「もり」を比較する、なんてえゼータクはそんなメッタに出来るもんじゃあござんせん。実に「いい日」でございました。
え?公開セッションのハナシはどーした?そりはね、また明日ざんす!

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