SESSION REPORT

2003-04-20

さて、中央線沿線の三つの蕎麦屋をチェックし終り、西荻窪に戻って、いよいよスタジオ UEN(ウェンじゃなくて「ユー・イー・エヌ)に向かいます。
駅の北口の商店街に入り、駅を背にして歩くとすぐに判りました。
スタジオは二階&三階にあるのですが、受け付けは上の方となってます。
エレヴェーターで上がって行くと、おお、さすが主催者、MAC さんがすでにスタンバっておられました。そしてユカルさんと、そのヘルプの方も。
時間が来て二階の一番大きなスタジオに入り、すぐセッティングを開始でございます。
使用マイクは三本。ブーム・スタンドを適当に三本配置し、続いてギターアンプも適当に分散して配置いたしましょ。ローランドの JC、Boogie、マーシャルの三台で、ベースにはトレースエリオット。
フと奥の壁際を見ると、某 Y 社のアップライト・ピアノがあるじゃ〜ないの。
うひうひ、ギターを運んでもらってるりっきーさんのクルマが着くまで、すること無いなあー、なんて思ってたんですが、このピアノでおジャマしちゃいましょ。
そまっちも「ウワサの」Sadowsky TOKYO / Yellow finished + Rosewood fingerboard を JC に接ぎ、長野さんはいつものテレキャスター、そして突様の紋子さんがベース、ドラム yd3 さん、という顔ぶれですが、実はこれ、この公開セッションの母体つ〜か中心的バンドである「NITE CRAWLER SPECIAL EDITION」でございます。ホントはベースが HD さんなのですが、高速を走っててパンクした、とかゆう連絡があって遅れてるらしく、そこで、以前にもHD さんのかわりにベースを弾いたことがある紋子さんが参加したワケでございますね。さらにもひとりおジャマ虫のワタクシがあまし音量出ないからいーよね?とひっそり忍び込んでおったのですが⋯
で、いきなり Messin' with the kidsを始めたんですが、どひぇ〜!チューニングがなっちょらん!
歯が浮きそうな不協和音の渦に静かに埋もれて行くピアノ⋯
次の曲に入る前に MAC さんの「厳命」により全員チューニング!ピアノから「A」出して、合わせて行きます。だよなあ。
てなワケで最初のナンバーじゃあコケかけましたが、気をとりなおして再スタートでございます。
Honky Tonk Women(だっけ?)そうそう、こゆふーにチューニング合ってないとピアノはどーしようも無いのよねー。きちんと合わせてからは、ピアノも(逆に)目立たなくなりました。
ま、こいつだけナマ音で勝負ですから、アンプにゃ勝てるワケないんですが。

やがて、o.j &りっきーさん御一行様(おゆうの方、いとしのぶうちゃん、夢をかなえるオトコきむきむ=詳しくは本人にお訊ねくださいませ)や、MAC さんの所属するブルースハープの会のみなさん、さらにマディー・マディ男さんと、その友人( Vocal )とか、えーと、まだいたんですが覚えきれん⋯チャンジー化がだいぶシンコーしとるのう。
途中で入ってきた馴染みの人たちは驚いたかもしれませんね。ワタシがギターじゃなく、ピアノ弾いてるんですから。ええ、ケッコー楽しかったですよ、ピアノ。いきなり「キーは B 」なんて言われてひっくりかえりそになりましたが、なあに、何事もチャレンジざんす!タマに音ハズれてもパレてない(と思いたい))っすよ、きっと。
オモシロかったのは、MAC さんのご指名で、o.j が「シンガー」として登場した時ですね。「ランプリング・オン・マイ・マインド」をしっかりと歌ってくれましたぞ。
基本的には、MAC さんのヴォーカルをメインに(あっ、別にMAC さんが「マイク離さ〜ずオヤジ」だってんじゃなく、呼びかけても「ほなワタシが」って出て来るヒトがダレもいなかったからなのねん)ギターを少しっつ入れ替えてったり(ユカルさん:グレッチ、長野さん:テレキャスタ一、そまっち:サド TOKYO、0.j:テレキャスター、ワタクシ:ストラトbut メヒコ、りっきーさん:サド N.Y.C、そして時にはもちろん MAC さん御自身:LP DC も)、ベースも今回、初参加の増田さん、紋子さん、りっきーさん、そして、なんとかラストに間に合ったHD 走行距離 400km さん。ドラムはほとんど yd3 さんだったのですが、さすがに途中ひと息いれたい、とのことだったの
で、と〜ぜん、「チャンス!」とばかり、出たがりの困ったオヤジ(さっきまでピアノなんぞ弾いてたヤツですよ)が「ほなワタクシめがドラムをば」としゃしゃり出て一曲やっちゃいました。
続いては寿家 spl.(おゆうさんのヴォーカル、といったセットなんですが、なんとドラムはりっきーさんでございます)による「Stone free」など。う〜ん、このあたりからちょとロックに振れて来てたかも。ひとりイイ年こいてストラトにディストーションかけてブルース弾いてるヤツがいたり(さっきまでピアノにドラムまでやってたヤツですよ)するもんだから、どんどん威勢がよくなって行くんですねえ、困ったものでございます。
ま、ジョーダンはさておき、o.j やそまっちと共演し、よけーなコトまでしまくってタップリと楽しんでまいりました。「Crossroad」なんて、いきなり高速ヴァージョンを弾き始めようとして MAC さんをギョッとさしてしまいました。もーしわけないでござる。つい板どんとやる超高速クロスロード(?)のクセが出てしまいましたわん、ホホホホホ⋯
他にも「シッティン・オン・トップ・オブ・ザ・ワールド」、「ストーミー・マンデイ」、「プラウド・メアリー」、「スィートホーム・シカゴ」、「エヴリデイ・アイ・ハヴ・ザ・ブルース」、「ファザー・オン・アップ・ザ・ロード」、ナゼか「パープル・ヘイズ( byマディ・ヘン:そまっちサド)」などなど(順序はちゃんと覚えておりません。正確なデータや客観的なリポートは MAC さん HP にアップされるハズ)が演奏され⋯あっ、「Got my Mojo workin'」に「Baby, what you want me to do」もだ。
ともかく楽しかったなあ。この後、二次会やって、さらに家に押しかけて三次会(!)までやっちゃいましたから。
いつもの時間(?)に、中心となる MAC さんがお帰りになってしまったあとも某Sっちが身を固めるハナシでもちきりとなったのは申すまでもございません。

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