SESSION

2003-04-27

昨夜は寿家で Tokyo Fruits Punch の密談(?)がこらされておったハズ。どーやら12月あたりに北千住でライヴを企んでおるよーですぞ。ぶひぶひ。さぞやイロイロなお話しで盛り上がったことでございましょう。

こちらはセッションでございました。
オープニングは Distortionプラス Auto Wahで「Sunshine of your love」をブチかます!
あ、でも、ワタクシがクラプトンでやるワケ無いでげしょ。もち、Jimi Hendrix スタイルでんがな!う〜んキモチいーざます。ヴォーカル無しでギター弾きまくるのも悪くないっすねえ。なんちて、渋いブルース・ギタリストちゃうんかい?つーツッコミはこの際、無視いたしまして、と。
トリオなら逆に(なにが逆なんだか)シンプルにロケンローもいっか?てんでクリーデンス・クリアウォーター・リヴァイヴァルの「Traveling band」でトバします。この曲、トニックの4小節がブレークがらみ、で、ドミナントからサブドミナントに落ちてきて、なんでかもいっかいドミナントに行く、っちゅうコード進行で、しかもソロんとこはサブドミナント→トニック→サブドミナント→ドミナントつー進行なのよねん。こゆ曲はめちゃゲンキ良くバリバリで行かないと。

え?ブルースはどした?いやあ、ちゃんとやりましたよー。コテコテのスロー・ブルース!キャリー・ベルの「Rich man's Woman」って曲をねっちょりと(?)ね。"RED HOT"の M&R のハーフトーンにドたっぷりコンプレッサーかけて⋯ドコが渋いブルースやねん?
そして Gatemouth ヴァージョンの「Rock my blues away」。こいつは軽〜く流します。
で、いつもの「Night life」もしっとりと(のツモリ)キメ(?)て、ま、タマにゃあこんなのもいっか。なんてやってひと休みしてるとこに板どん登場。よーやくギターが二人になりましたねえ。

板どんセットじゃ蔵布団・・・いや、クラプトンの「Old love」でスタート。うへえ、チョー久しぶりざんす。でもこいつはギターでもやったコトあるんでいいんですが、つぎは「Tearin' us apart」だぜ!どひょ〜、これってキーボードでやってたから、Turn around のリフ、ギターでやったこと無いざんす。ええい、ままよ!度胸でコマしちゃる。ケツロン→やりゃあなんとかなるもんじゃのう。でも、この曲もすげえ久しぶりのワリにゃあ良く思い出せました。ただ、キーボードとして思い出しちゃうんで、それソクザにギターに翻訳せなあかんのじゃ。
「Little wing」じゃ、ちゃ〜んとクリーン・トーンで弾きましたよん。珍しく(およよ、自分で「珍しく」なんて言っちゃダメ)ね。で、「I shot the sheriff」じゃついついフェイザーも仕込んだプリセット使っちゃいました。やっぱレゲエにゃフェイザーでしょ(コンキョ不明)。

と、このあたりでジャズ系のパーカッションとギターのひとも到着です。ギターいるようだから、私は・・・ってゆう引っ込み思案のギタリストをステージに上げるためにワタシは例によってキーボードに移動いたします。
ほたら、さすがジャズ系!最初の曲は「枯葉」!枯葉?キ、キーは?Gm!?マジ?しかもコード進行も知らんぞう。ま、ええわいハウスへの音、絞っといて手元のキーボードアンプ頼りに音探してこ。これってネがシャンソンでしょ?ジャズ化すんのにやたらコード細分化してそうだけど、本来は判り易いメロディの曲なんで意外と掴めそうです。掴めそうな気もするけど、だからってソロ弾けるとは言ってないっちゅーの!たしかにベンキョーにはなりましたです、ハイ。
お次は「Blue Bossa」?一種の循環コードかいな?もーこいつは和音つけんのアキラメて、シンプルなオブリを入れてってみました。理想はアントニオ・カルロス・ジョビンの一本指ピアノね。でも、こんな風に毎日キタえられてたら、どんどんキーボードも弾けるよになるんだろなあ。でも、現実には二週間に一度だから、調子が出てきたころに終っちゃうの。で、次回、またフリダシから(よりは少しアドヴァンテージあるけど)再スタートの繰り返し。
次は「Reptile」って曲だって。ナニそれ?じぇんじぇん知らんぞう。が、しか〜し、知らないから、とメゲるよーな腰抜けじゃあないのだ(って言うよりムセキニンなだけかも?)、あう?ソロ?なんか知らんけどやってやろーじゃないか!って、原曲も知らずにやっちゃうんですからまあ、ムチャというか・・・
最後なんて「Some way over the Rainbow」ですよ、あの!でも、さすがにこの曲は知ってますから、CTIのクラウス・オガーマンのごときストリングスによるハーモナイズ・メロディを付けて行きます。それなのに板どんったらソロ回すんだよなー。うむ、ご指名とあらばやりましょ!

おかげでラスト・ステージはめちゃめちゃスリリングなアドリブ・プレイを楽しむことが出来ました。初めて通る道が面白いってのと同様に、初めての曲って弾くのが楽しいですね。聴かされる方は、じぇんじぇん楽しくなんてないかもしんないけど。

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