祭の後の雨

2003-05-07
大きな祭りが終った後の虚脱感が漂うこの弘前の街に、なんだかふさわしいような細かい雨が降りかかり、それぞれの日常が静かに立ち上がってくる水曜日、東京じゃ、ぶぅちゃん、ゲンキに出社したでしょうか?そして連休最終日には、38.9度の熱が出ちゃったエピちゃんは快復したかなあ?って板を見にいったら、なんとか乗り切ったみたい。ムリしちゃダメだよう。

一方、りっきーさんは、ってえと、忙しくって連休どころじゃなかったみたいですよ。ま、来週っからユックリ休んで「ふっか〜つ!」してくださいませ。きむきむのデジカメに例のサンバーストのストラトの画像を託しておきましたよん。

いやあしかし、今年のGWはサイコーでしたね。いろんな花を楽しみましたよ。
29日には公園西濠の桜のトンネルを楽しみ、5日にはぶぅちゃんたちと訪れた公園の枝垂桜の清洌な美しさに打たれ、またその後に岩木山・百沢の上にある桜林では満開を過ぎた辺り一面の桜から風に乗って散りかかる無数の花びらを身に受けて、揃って言葉を失ったかのように魅入られていたあの時間・・・公園の桜では味わうことの出来ない贅沢であったような気がいたします。
弘前城公園では、人々のざわめき、どこかから流れてくる耳障りな音楽、酒の匂い、酔っ払いの騒ぎなどが「良く言えば」賑やかしになってはいるのでしょうが、一面、花なんてどこ吹く風、といったバカ騒ぎめいた「空疎さ」も伴っているように思えます。
それが桜林では、遠くでキャッチボールを楽しむ親子の自然な会話、お弁当を広げ、あるいは我々と同様に「おやつ」を楽しんで、語り合う友人らしき婦人たち・・・この「ある種の静寂」が散る桜の美しさを一層ひきたててくれていたように思います。

そして6日には、リンゴ公園で咲き始めたリンゴの花を間近に見て、その可愛いらしさ、あるいはアメリカン・ビューティの艶っぽさを楽しんだものでございます。足元を見れば、ブルー・クローヴァーと思われる小さな宝石のような青い花が光り、その向こうには赤紫のシソのような葉で出来た塔の上に似たような色で咲くヒメオドリコソウが優雅ですね。
ここでは時おり「前に人が立つとセンサーが感知して鳴りだす」リンゴ追分が聞こえてはきますが、それが無ければ、耳にするのはちっちゃなマルハナバチたちの羽音ばかりです。

なんで祭だからといって音楽を流すんでしょね?観光地じゃ歌謡曲(あるいは民謡でもJ-POPSでも)をガンガン大音量で流したりするとこはさすがに減っては来てるようですが、「景気づけ」のつもりなんでしょか?あるいは祭ムードを盛り上げるため、なんてえ意識で流すのかなあ?
ま、祭に騒音はつきもの、ってえことなんでしょかね。やはり、テンションが上がってこそ「祭」ってか?

さて、身辺多忙であらせられる「そまっち」は最近、しばし潜伏中といった様子でございますが、市内の某スーパーが夕方には宮崎牛「50%OFF」をやってたので、牛バラを買い込み、そまっちを偲びつつ(?)ステーキ・スパイスで味付けしていただきましたよん。なかなか美味でございます。都内にお住まいの方々も、もし宮崎牛を見かけられましたら、迷わず購入してお試しくださいませ。
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