Rainin’ in my heart

2003-06-12
ここんとこず〜っと晴天続きだったここ弘前にもどーやら「梅雨」が上がってきたようですよ。
今朝はまず、どんよりとした曇り空で始まったんですが、夕方の5時あたりからはとうとうポツポツと小さな水滴が落ちてくるようになりました。
気象庁によると、「東北の北部まで梅雨入りした、とみられる」だそうです。
だいたい午後3時くらいまでは自転車でウロウロしてたんですが、ヘンにムシムシしたヤらしい暑さでしたねえ。
気温は 28 度くらいでしょうか?でも湿度も高かったんでしょね、あのヘンな暑さは。

それにしても、ずいぶん長い間、まともな雨が降ってないんで、市内を流れる中小の河川は目に見えて水質が悪化しており、川沿いを走っていると、独特の臭気がかなり気になるほどでございました。
そんな川のひとつに、市の中央部を南から北に流れ、同じく南から来る平川(ひらかわ)とやがて合流し、さらには西から来る岩木川(いわきがわ)にも合流することになる「土淵川(つちぶちがわ)」ってのがあるんですが、JRの弘前駅から弘前公園に向かうと、必ずこの川を越えることになり、特に夏のネブタ祭では初日から四日目までの運行コースがこの川を跨いでいるために、「観光的に」汚いままじゃマズい、ってえワケで、その近辺を整備し(って、それが原因で旧 Cavern があり、後に楽器店 Music House TACT となったあのタテモノは姿を消したんですが)、川には鯉を大量に放流(あ、それは整備する前からだけど)したり、と「少しでも」観光客の印象を良くしよう、ってドリョクが続けられて来ました。
それが、ここんとこの水位低化で、鯉さんたちも、だいぶツラそうでございました。
川には人工的にところどころに段差のようなものが作ってあり、その小規模な滝の直後のちょっとした深みでなら、タテになったままで泳げますが、その後に続く緩やかなとこじゃ、ちょっとカラダ横に寝かさないと、とてもじゃないけど、移動もままならん、てなジョーキョーです。

春のさくらの頃など、まだ気温の低いうちなら、観光客も時たま、「あっ、鯉!」なんてヨロコんでくれたりもしてましたけど、こんだけ臭気が上がってくるようじゃ、せっかくの鯉も、「うわ〜苦しそ!ダイジョウブなの?」なんてシンパイされてましたよ。
たしかになあ、あれじゃ鯉だってやってらんないよな〜。あんな狭いとこで、呼吸だって苦しそーだし、フツーにしていられる深さのあるとこが、前後1m×幅4mくらいっきゃ無いんだもの。

見てくれのために鯉を放流すんのもいいですが、鯉の身にもなってやれよ〜。
水位が下がっても、雨が降らないんだからしょーがない、でオシマイ?少しは自腹切って地下水くみ上げてでも川に流してやったら?そしたら、あの悪臭も減るし、ついでに川底の汚いドブネズミの背中の毛みたいな色でヌルヌルしてそーな「藻」だって、ちったあ洗って川底が見えるよーにしちゃあどーでしょ?え?そんな予算はない?じゃあ、民間の給与とはスゴい差がある金額を支給されとる市の職員のみなさん、ツミほろぼし(?)に募金して、ついでに川底清掃ボランティアも出す、ってのはどう?
いまや世の中デフレ崩れで、みんなクローしてんですから、あなたがただってそれに匹敵するよーなジョーキョー、つまり給料は下げらんないのなら、その分やるコト増やしてシゴトあたりの単価を下げなきゃいけまへん。ねっ!

なんて言ってるうちに雨ドシャ〜って降って川の水も増えちゃったら、そんなハナシは無かったことになっちまうなあ。
ま、農業カンケーじゃ雨が降らないってのはほんとに困っちゃいますから、梅雨もまた「必要」なんでしょ?森に降る雨が養分を海に運び、海も豊かになる、と。
だから BIKE 乗れない、なんてそんなことでブーたれてちゃいけませんね。
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