FAST RUN

2003-06-22
またまた良い天気に恵まれ、でも風が意外と涼しい日曜日になりました。
いつもの HARO F-1 じゃなく、少し距離も走るんで純レーサーを用意します。
3台あるレーサーの中でもっとも古く(シフトが「インデックス」になってない!)、ある意味ではもっともマトモな ORS を選びましょ。タマにはね。
ミシュラン・スリック 700×20c のエアーをチェックして、スタンバイ完了です。
持って行くのは約30万画素のドコモ「eggy」ってPHS 端末と、フルに使えば130万画素のデジカメでもある SO505i、そして画素数なんて言うのもイミ無い写メール機 sanyo SA05。
最後のは、いちおーカメラと「言えないこともない」んですが、あまりに画質が粗いのでモンダイガイでございます。ま、掲示板への書き込みがあると、このケータイにレンラクが来るので持ってくだけざます。
とは言え、きょーはみなさん書き込みしないだろう、とゆー見込み(コンキョ?へっへっへ)から H/PC は持ってゆきません。その選択はカンペキに正解でしたねえ。
ま、たとえあったとしても、SO505i で入ってってレスは出来るからいいんですが。

さて、なんでデジカメばっか持って行くか?ってえと、本日のワタクシ、一応「目論見」がございまして、そのために必要だったのですじゃ。
ただレーサーでムヤミに走るってのもそれはそれで楽しいのですが、今日のように撮影プランみたいなものを考えて、それからコースを組み立ててゆくのもタマにはいいもんです。

まずは例によって、ヒジョーに説明しづらい裏道&抜け道を通って南下を開始いたしました。メイン・ルートはどうしてもクルマが多くてイヤ(こちらがクルマを嫌っている、というよりも、こちらが走っていると、クルマのドライヴァーに「余分な」ストレスを与えてる、ってのイヤなんざます)なんで、ひとんちの裏庭がまる見えだったり、あるいはホント〜に田んぼの中の一本道だったり、そんな経路でひとまず弘南鉄道大鰐線のほぼ中間点に位置し、車両基地をも兼ねている「津軽大沢駅」の構内に滑り込みます。
ここでは引き込み線に並ぶ数々の車両が一望に出来るのですが、実際にはデジカメに望遠機能が無い(デジタル・ズームでは画素が粗くなるだけで、まったくイミが無い!)ためもあって、ちと遠い!対象となる車両が画面上で小さ過ぎるんですねえ。

次ぎは終点(というか始点というか)の大鰐駅に移動です。この間もアヤしいルートで気楽に走り抜けますが、途中スレ違ったクルマがたった4台でございましたよ。抜いてくクルマはゼロでございました(つーても、ワタシがメッチャ早くてクルマでも「抜けない」ってワケじゃなく、ホントに来なかっただけ)。
JRの大鰐駅の駅舎の向こうにひときわ小さな駅舎が弘南鉄道なんですが、その前に、まず駅の構内、JRの線路に沿った引き込み線に、かなり放置されたままらしい弘南鉄道の車両が3両連結のまま、ひっそりと休んでいました。
さっそく裏手(北口とされています)に廻り、待機している車両も撮影いたします。こっちからは車体に触れるとこまで近付けるんですねえ。

でも、あまりユックリはしてられませんよ、先ほど石川駅で確認して来た上り(つまり弘前発、大鰐行き、ね)電車が石川の高架橋をシズシズと降りてくるのを撮影するために石川まで戻らなきゃいけません。
弘南鉄道大鰐線は駅から出てすぐにJRの線路からは離れて、しばらくは平川(ひらかわ:弘前の先で岩木川に合流する)の両岸を別れて走るのです。
JRでは大鰐と弘前の間に「石川」駅があるだけですが、弘南鉄道では、その石川(駅名はJRと同じですが、位置はまったく違い、直線距離でも 1kmほど離れています)までの間に、大鰐から行くと「宿川原(しゅくがわら)」、「鯖石(さばいし)」、そして最近ゴミ焼却炉の排熱を利用した温水プール施設がオープンしたことによって新たに出来た駅、「石川プール前」の3駅があるワケです。
こちらはJR側の川岸を北上するのですが、なんとしたこと、意外に強い向かい風が出て来てるじゃあ〜りませんか!遮るモノとてない川岸では速度が出ない!まもなく川岸から石川駅に向かって降りる、というところで無情にも、すでに石川駅を発車する時刻になってしまいました。駅から出てくる電車とスレ違います。うう、ザンネン!
ま、しかし、実際にはさっき下見したら、デジカメではハナっから遠過ぎて電車が小さ〜く写るだけ、ってのも判ってましたから、ここはホンキで狙うんなら、やはり最低でも 35mm 一眼レフに70〜200mm あたりのズームでも付けてキッチリ追わないとムリでしょ。と慰め(?)つつ帰路につきました。何度か行きつ戻りつしたもんで都合 50km くらい走ったのかな?久しぶりのハイ・スピードでのファースト・ランでしたが、クソ暑くなる前で良かったよう。

こうして何枚か撮影した画像は「MARSHLAND」の鉄道専門家(?)ヌマタイガーに託し、あとは煮るなり焼くなり、好きにしてもらおう、ってえ寸法です。
permalink No.428

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