Blues in Midnight / ORANGE COUNTY Spl.

03-07-13
寿家じゃあ、メチャメチャ盛り上がってるだろうなあ、ってえちょうどその頃、ここ弘前ではブルースのセッションでございます。店に入ったら、今回もゴローちゃんが来てくれています。
Fender JAZZ BASSのフレットレス(ローズ・フィンガー・ボード)でね。
さらに後から、キレイにレストアなった AE86で登場したファンキーみちるもまた Fender JAZZ BASSのフレットレス!(ただこちらは同じローズのフィンガー・ボードながらフレッテッド・フレットレスっちゅうんだっけ?あの、フレットの痕跡を残してある方です)

この日は弘前で最大の「宵宮(読みは「よいみや」なんだけど、縮めて「よみや」っつーのがフツー)」である通称「大円寺(だいえんじ)」で、夜店が並ぶ日だったもんで、あましヒト来ないかも?なんてシンパイしてたんですが、するうちホントに久しぶりのハジメちゃん、そして藤井クン、板どん、さらにややあってからはダディ正井と高山さん、と顔ぶれも揃い始め、ケッコー楽しめそうなラインナップとなりました。

オープニング・アクトはベースのゴローちゃんが何気なく弾き始めたリフにワタシがギターでメロを乗せだして始まった Cmaj7と Dm7の繰り返し(イエス、じぇんじぇんブルースちゃいますけどね)のインスト・ナンバーで、軽くウォーム・アップを済ませます。
本調子まではあと一歩ですが、ま、オープニングは誰がメインでも毎回こんなもんです。軽くお互いの調子を見る感じかな?
確かこのセットじゃあ板どんもセミアコで、ワタシが ex.Squireの Fender Stratocasterなもんで、ゴローちゃんのベースも加え、「全員揃って」サンバースト!っちゅうウッディーなカラーの楽器でとーいつされとりましたぞ。

次のワタシのセットじゃあ、板どんが白のストラトに持ち換え、もひとり、ハジメちゃんも Moonの特注ストラト・モデルだったんで今度はフロントにストラト三本が並びました。(ベースはファンキーみちる)
まずはウィリー・ネルソンのナンバー、「Night Life」でございます。ソロはハジメちゃんにタップリととっていただきましょ。さすが手慣れてますねえ。ワタシはソロとらず、最後のとこも板どんにおまかせしてフィニッシュでございます。
エディ・テイラー(の『Ready for Eddie』に収録されてるヤツね)を下敷きにした「Cross-cut Saw」は、やや「具沢山」感(なんじゃそりゃ?)ある仕上がりとなりましたが、ダイワハウスのCM(あの犬とクルマ乗ってるヤツね)みたいな作りでやるのもいーかもしんない。あのバックのピアノ、単調なんだけど、なかなかいいし。
さらに、これまた「A」のスロー、「Jelly Jelly Jelly」、ワタシとしちゃあ、あの悪々ジジイ(?)、ゲイトマウスのセンをイメージしてるんですが、みなさまはオールマンなのかな?たぶんゲイトマウスのは聴いたことなさそ。ハジメちゃんのギターで始めてもらいましょ(別に駄ジャレじゃないぞう)。藤井クンにもピアノでソロとってもらいます。
ややツブレ気味に音を変えて「Messin’ with the Kids」(ワタシはキー「A」でやっとります)。この曲じゃあゼヒ、ファンキーみちるのベース・ソロをやっていただかにゃあ、ですねえ。

さらに板どんのセットでは「Proud & Joy」とか、「Everyday I have the blues」など、これまた3コードのブルース進行に集中し、全体にブルース度の高い一夜でございました。
ラスト・セットではワタクシ、キーボードやってたんですが、一旦終ったとこでハジメちゃんがなにげに弾き出したインストにダディ正井がふたたび Epiphone Rivierraで再登場!彼のリクエストでスタンダップ・シンガーとして一曲歌わせていただきました。ここはスローで一発、キャリー・ベルの「Richman’s Woman」で今日のセッションをフィニッシュ!

途中、板どんのセットで「Hoochie Coochie Man」があったんですが、ここでのダディ正井のギターがもう、典型的なシカゴ・スタイルなんですよ。そこいくとあたしゃあジョニー・ウィンターとエルヴィン・ビショップが入ってますねえ。同じよなフレーズでも、ビミョーにタイミングが違ってて、こっちのほーがス〜っと流れてく感じ。同じピックを使わない同士でも、指の腹で弾く彼と、爪をメインにするワタシとじゃあ、そのヘンの違いが出てくるんでしょか。ワタシもスロー・ブルースのソロで親指の腹を使いますが、そうすっと、いかにも「手作り(?)」っちゅー音の立ち上がりになるよな気がします。さすがに早いテンポの曲じゃムリありますが・・・



さてさて、TOUR de FRANCE 90eはもータイヘン!エラいことになっちゃいましたねえ。あの Alessandro Petacchiが、山岳コースに入ったとたん「いち抜〜けた」とレースを放棄しちゃったんでげす。すんごいですねえ。FASのカントクはハッキョー寸前らしーけど、まあ、さすがつーか、なんつーか、不振なままヤル気なくしたってんならともかく、4つのステージ優勝をあげて、マイヨ・ヴェールだって獲ってんのに、トツゼンもうイヤ、って棄権しちゃうんだから、なんだかもう笑うっきゃないやね。
どーやら最初の登りでもうアキラメちゃったみたい。こんだけ華々しく勝っといて、こんなにアッサリと棄権した選手ってのも珍しいぞ。
第 7ステージ(7/12)は Lyonの標高 190m地点から標高 985mの Morzine-Avoriazまでの 230.5kmは途中、標高 1,020mの Col de Portesを越えた後も 896mと 908mのピークを2つこなし、さらに標高 1,619mの Col de la Ramazまで駆け上がってからゴールに下ってかなきゃいけません。合算するとほぼ 3,300mを登ることになります。

この登りを利してトップに立ったのが Richard Viranque(QSD)。なんと11年ぶりに着るマイヨ・ジョーヌですぜ!ま、本人も言ってますがアームストロングに TTじゃ5分くらい差をつけられるから最後までは保たないと思うけど、フランス国民はおー喜びみたいでございます。

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