I Got To Go / Carey Bell and the Delmark Allstars

03-07-15




やはり、この曲、やってくれました。そう、アルバム Deep Down の一曲目でございます!
「安潟(やすかた)フェスティヴァル 2003 / CHICAGO BLUES LIVE ★ Delmark All Stars 」のオープニングをつとめたベーシック・トリオ、Bob Stroger のベースに、Kenny Smith のドラム、そしてこのツアー御一行様の唯一の白人ギタリスト Rick Kreher、この三人がまずは Bad Boy でダディ正井を狂喜(?)さして、ドラムの Kenny のヴォーカルで I don’t Know に Hoochie Coochie Man(ここらへん、大合唱!)をこなしたとこで登場したパープル・カラーのスーツに身を包んだ Carey Bell!いきなりしょっぱなから、あの Low Down Dirty Shame ですよ!ワタシのいっちゃん好きな曲じゃん!
間に2曲を挟んで、彼のステージのラストとなったのが、今日の一曲、I Got To Go でした。あのテンポの良い、ある種 Mojo Workin' にも似たドライヴするリズム!Bob Stroger のベースがめっちゃ調子いい!う〜ん、ライヴの大ゴミ・・・ じゃなかった醍醐味ですねえ。

意外なことに、使用してたアンプはローランドの JC でした。
ハープってタマのほが相性がいいよな気がしてましたが、ううむ、なかなかメロウないい音してるじゃないの。カンゼンにあの、キャリー・ベルの音ですよ。ま、ギター( Fender Telecaster のブロンズ・ホワイトにローズ・ネック)がちょっとキャンついてて、時に耳障りだったりもしましたが、ハープはホント、いい音してました。
画像はストロボが使えなかったので、ちょと不鮮明ですが。

他にも、御高齢ゆえ、ステージに上がってくるのがタイヘンそでしたが歌うとシャキっとする Bonnie Lee って女性ブルース・シンガーも出て、なかなか聴かせてくれました。カンドーする⋯までは行かんかったけど!
なに?ジミー・ドーキンス?あんなヤツ「話題にする気もせん」!モ〜ンダ〜イガ〜イ!ワタシゃあ「見なかった」ことにするざんす。

青森の商工会議所が「青森をブルースの街に!」なんてえコト言い出した、っての、以前この日記にも書きましたが、今回はその初めての「成果」でございます。入場無料(!)で本場のブルースマンのライヴが観られるなんて、まことにありがたいことでございます。




第 8ステージを迎えた TOUR de FRANCE 90e:7/14ですが、Bourg D'Oisansから Gapまでの 184.5kmは、間に標高 2,000mを超えるピークを二つこなさないといけません。合計して、ほぼ 3,000mを登る感じ!
レースはカザフスタンからの Alexandre Vinokourov(TEL)が制したのですが、これで総合一位の Lance Armstrong(USP)のリードは僅か 21秒になっちゃいました。
日本時間だと今夜に始まる次のステージはマルセーユ目指してダラ下りのコースです。事故らなきゃ、あまし差はつかないと思うんで、第15ステージの Col du Tourmalet(2114m)あたりが「ドラマの舞台」になるかな?



蛇足ながら、後年、ガン療養中でありながら Le Tourを制し続けた(ということになっている、いや、「なっていた」)ランス・アームストロングですが、誰がみても、ガンを患っている選手が前人未到の連勝記録を打ち立てるのは「変だ」となり、ついには内部告発もあって悪質なドーピングの事実が発覚いたしました。彼のすべての「偽りの名誉」と、自転車競技における「すべてのタイトル」を取りあげられ、以後の出場権まで剥奪されることとなります。
彼の「信じられない」躍進に最初に疑義を呈したのはグレッグ・レモンでした。 
                             ─ Added in December 2013.
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