PLAY THE BLUES!

03-07-27
ブルース・セッションですが、市内の夜店祭(百石町─ひゃっこくまち)とバッティングしちゃったんで、メンツ揃うかなあ?と不安だったんですが、どうしてどうして、フダン以上の賑わいで、スゴかったです。
なにより、青森からの Chicago Beat Blues Band の渡辺さとし氏を筆頭に、久しぶりの長岐クンやブライアン、ちょうど弘前に来ていた元津軽屋ブルース・バンドのシン君(レフト・ハンダーにつき、セット組換えです)、さらにゴローちゃんが連れて来てくれた初めての方もいてドラマーがいっぱい!ベースもゴローちゃんをはじめとして、彼が連れて来たもうひとりのベースの方、ファンキーみちると揃い、ギターでは、はるか秋田市からのマッポさん、同じく秋田県の能代市の斎藤さん、ダディ正井、板どん、ジャズやってるギターのひと、ナリちゃん、自分のバンド「リーポン」のスケジュールが終って遊びに来てくれたタクロー君、と、こーゆーワケで、ドたっぷりと色々な組み合わせでブルースを楽しむことができました。あ、ジャズのサックスの方もおみえになったんだ。
そのサックスをフィーチャーしてスロー・ブルースを始めたところ、ドラムのブライアンが「ネブタ用?」の横笛を持って飛び入りしてくれました。サックスと横笛のインタープレイ!
そこでのサイド・ギターはダディ正井でございます。こないだのシカゴから来た某「 Fast Finger 」ギタリストよりよっぽどシカゴだじょー。
でも、サックスが入ってると、スロー・ブルースが格段にメロウになりますね。こんど東京のセッションでファッツはんのギターでやる予定の Night Life を、今回もやったんですが、う〜ん、サックスがあると色合いが変わって面白いなあ。

ドラマーが多かったんで、毎セット違うドラミングってゼータクなセッションとなりました。青森からの渡辺さんは、さすがブルース・バンドのドラマーで、ブルースの「なんたるか」を知っています。すぐにその曲の「ツボ」を掴みとって、それにふさわしい味付けを施してくれます。そーなると「曲」が活きるんですよね。
同じようにブルース・バンド出身のシン君も「ブルース慣れ」していてツボを外しません。
そして、Up-to-dated かつめっちゃパワフルな Rock 寄りの James "Peck" Curtis(なんじゃそりゃ?)てなフンイキのブライアンのドラムは相変わらず「お茶目」でファニー(でも、今回はネブタ用の横笛奏者としても「デビュー」いたしましたが)。長岐クンは以前よりタイムもクロックもかなりシュアになって来てました。上達しましたね。

ベースの方ではゴローちゃんもいつも通りの活躍を見せてくれましたが、彼が連れてきてくれた初めて見るベーシストが、これまたなかなかいいベースを弾いてくれました。そして彼が入るとボトムのリズムがグっと「立ち上がる」ファンキー・ベーサーみちる。

ギターではこれも久しぶりのマッポさん(ストラト)が伸びやかなプレイを、そこにナリちゃんが Les Paul のゴールド・トップ、ダディ正井はこないだまでのY社のトンガったストラト・タイプじゃなく Epiphone のリヴィエラでなかなか「シカゴ」なバッキング&抑揚豊かなソロでございます。
で、タクローも自分でワイヤリングしたってゆーストラト持って来てて、音出たら(?)ステージ上がります、なんて言ってて、メデタク「生きて」たんで上がったんですが、なんだかソロが「控えめ」で客から音ちいさいぞ〜!とッツッコまれてましたねえ。

ラスト・セットではバックにギター三本、サックスに横笛(さすがにキーが「E」だとソロとりづらそうでしたが)、キーボード、ベース、ドラムっちゅうー大構成のセットとなりました。こんだけの大人数でやる Mojo Workin’ はまた格別でございます。

あんだけドラムもベースも人数がいると、いろんな組み合わせが出来て面白いですね。とくに今回はブルース度の高いドラムに恵まれ、いつになくブルージィな一夜となったように思います。
たしかに、セッションである以上、色々な嗜好の方が集まるワケですが、やはり基本のところに、ブルースを「知っている」さらには「愛している」といった部分があると、出来がゼンゼンちゃいますね。あくまでも「ブルース・セッション」なワケですから、そこは基本でしょう。



今日はもうミゴトに晴れ上がり、しかも気温は23度くらい、とジテンシャでおサンポするのにうってつけの一日でしたよ。デジカメも持って下町の雪乃さんのご実家があるあたりのネブタ小屋に行ってみましたが、まだ小屋の中で鏡絵を貼る作業の真っ最中で、撮影は出来ませんでした。
その画像を雪乃さんに送ろうと思ったんですが、ま、シカタ無いざんす。
弘前のネブタは 8/1〜8/6です。青森とはまったく違う「静」の祭、おヒマでしたらどうぞ!



TOUR de FRANCE 90e:は第19ステージ(7/26)、いよいよ個人タイム・トライアル(I.T.T.)でございます。Pornic 〜 Nantesの49kmを制したのは David Millar(COF)でしたが、注目の Jan Ullrich(TBI)は雨に濡れたコース上のとあるコーナーで車体がアウトにスライドして緩衝材に接触!この時点で彼のツール・ド・フランスは「終った」。明日以降のレースはさしたるヤマ場もなく、順位の変動は「よほどのことが無い限り」あり得ない状況です。

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