Blues After Fest.

03-08-10
祭も終ってテンションが下がっちゃった(?)セッションに行ってみたら、ゴローちゃんがもう来てくれてました。こちらもギターのチューニングをしてる間にも板どん到着でございます。例によって「History」ってゆう国産のセミアコ(335タイプのダブル・カッタウェイ、2ハムバッキング、2V/2T、ストップ・テイルピース)と白のストラトの二本に、BC(ブルース・キューブ。ギター・アンプですよん)まで運んで来ました。
ワタクシはここんとこ恒例(?)となったサンバースト(fromりっきーさん)のストラト一本に、アンプは前回 DODがイマイチで結局プリ・チューブの VOXに途中でスイッチしたのにコリて、今回はハナから Teiscoの球アンプをセッティングいたします。
オープニング・セットは、その板どんをヴォーカルに軽く小手調べ。なんだか初めての方らしいお客さんもいたので、「いつもより」丁寧な演奏をココロガケましたですハイ。ですがねえ、セッションとわかってるのにいるんですからそんな気遣いは無用なんですけどね。

間に板どんによる「クラプトンの時間(Old Love、I shot the Sheriff、Sunshine of Your Love、etc.)」をハサんで、いよいよワタクシのセットでございます。ギターには少し遅れて駆けつけてくれたダディ正井(withヤマハのストラトっぽいとんがりギター。あ、パシなんとかとはちゃうよ)。そしてベースにファンキーみちる。
まずは「Jelly, Jelly, Jelly」を。
ワタクシのはいちおーゲイトマウスの影響も入ってますが、「まんま」じゃないし、ウェット・ウィリーのニュー・イヤー・ライヴのスタイルもヒソんでるかも?でございます。
そして「弘前のエディ・テイラー」の異名をとるダディ正井に敬意を表して「Bad Boy」をことさらタイトなブーギでキメ(たつもり・・・)、ここで実に久しぶりのナンバーとして、ジュニア・ウェルズのスタイルで「Snatch It Back And Hold It」です。あのエンディングもみなさま忘れてなかったようで「らしく」決まりました。
そして原曲はアルバート・コリンズなんですが、それをもーちょっとおとなしくした「Travelling South」。こゆ曲ではやはりベース・ソロは不可欠でございますからファンキーみちるにカツヤクしていただきました。あ、その前の「Snatch It・・・」でも急にふったらメッチャ面白いハードなソロでウケてましたが、こちらはやり慣れたパターンなんでソツなくおまとめになっておられました。
なんてやってるうちにワタクシのサンバーストのストラトも次第にクセが掴めてまいりました。
RED HOTに比べ、ボディ材質がより緻密で重量もあるせいか、アタックの軽さ(つまり立ち上がりの素早さ)でほんの僅か負けるのですが、減衰曲線がリニアじゃなく、なんだか「ひとやま」あるよなフシギな感覚を覚えますが、タブン立ち上がり直後にちょっとトーンの違う「揺りかえし(?)」みたいなのが来るとこから来てるのでしょう。さすがポプラ材の RED HOTは「良くも悪くも」陰影なくアッケラカンと鳴ってくれますが、こっちのほーが「鳴る」から少しだけ「鳴く」寄り、ってとこでしょーか。パッパラパーな(?)RED HOTに対し、控え目ながら個性を持ったこのサンバースト、思ったより「骨のある」ギターのようでございます。

このセッションでは「踏みモノ」に頼る「爆音系」もいなかったんですが、あちこちのライヴハウスでは、ブルース・セッションに現れるその手のギタリストにスポイルされてるみたいです。以前、厚木ファッツさんも書いてましたが、やはり、そんなのが増えると、「場」が荒れるのはマチガイないでしょう。「歪み」系でも「クリーン・トーン」でも音量がデカ過ぎるとまたセンスのいい客が離れちゃうようだし、結局、主催者側がそのヘンをきちんとコントロールしないと、ホントにブルースの好きな層を「ブルースとは名ばかりのストレス解消小僧」が追い払ってしまう、それこそ「悪貨が良貨を駆逐する」ジョータイになっちまうのよねん。



台風も北に去って、首都圏はバクレツな暑さに見舞われてるみたいです。
こちらは28度くらいだったのかな?トーキョーはさらに上を行く35度くらいの暑さなんでしょ?みなさん、なんとか乗り切ってねん。
とっても夏らしい一日となった弘前ですが、午前中は弟一家と一緒にお墓参りをして、彼らはその後、クルマで東京に向かいました。夜まで走るコトになりそ。こちらは午後になってからチャリでおサンポです。どーせ暑いんですから、ジっとしてて粘り気のあるヤな汗かくより、だったらノー・スリーヴにショート・パンツで走りまわって汗ダラになったほーがキモチいい!ここんとこ雨続きであまし走ってなかったんでとってもスッキリいたしました。
でも、ホントに今年は「晴れ」が少なくて、あまり走ってないせいか、「ぷ」さんに言わせると「今年は白いよ」だそうです。いつもなら日灼けして腕なんかもかなり黒くなり(去年は弘前の街中でかなり明るい肌の色の黒人女性とスレ違ったとき、思わず自分の腕の色と比べたら、こっちの方が黒くってびっくりしたりしてたんですが・・・)腕時計を外しても、クッキリと時計のアトが見えて、「そこに針を描けば?」なんてからかわれるくらいなんですけどねえ。

あ、ワタクシ、白いコトにも黒いコトにも別に価値なんて感じておりません。黒くなりたくてなってるワケじゃなく、なっても構わない、ってえスタンスね。
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