Blues for the Midnight

03-08-24
なんでか、このところ「暑さ」がぶり返してる弘前でございますが、ブルース・セッションでございます。ステージ上はライトもあるんでメッチャ暑いんだ、これが。
オープニングの板どん(今回はセミアコ一本勝負!)の「Hoochie Coochie Man」、いつもなら、クランチ(ウソつけ、ディストーションじゃん!って声アリ)がかった音でばりばり行くんですが、ここんとこ「BLUES日記」のために温故(ふるきをたずね)しっぱなしなもんで、エディ・テイラーばりのトレブリィでブリリアント、かつディケイを長く、しかしレベルは少し抑えたリヴァーブを加え、フダンよりブルース度がカクジツにアップしたギターをお届けいたしましょ。
いやしかし、昨日は「一度も」ギター歪ませなかったよな気がするなあ。いえね、別にココロを入れ替えたってなほどのもんじゃなくて、最近聴き込んだ Jimmy Spruillや Jimmy Lee Robinson、Jimmy Johnson・・・あれ?三人ともジミーだよう。ま、そりゃともかく、そのあたりの音がケッコーいい味を出してるんで、自分でもやってみよかなー?って。
早いハナシがタンジュンなもんだからスグ影響を受けちゃう、ってだけなんですがね。でも、タマにはこんなシンプルなクリーン・トーンで押し切るのもいいもんですねえ。

自分のセットでは初めてセッションに参加する新人ドラマーがいたんで、まずはシンプルなスロー・ブルースから始めます。サポートは空洞ボディ系ふたり。かえって板どんのセミアコのほーがフルアコよりメルティなトーンなんですねえ。それと比べると、あっしのサンバーストのストラトはストロークでの各弦の粒立ちも良く、輪郭のハッキリした、いかにもソリッド・ボディっちゅうタイトな音で、我ながら、う〜ん、いい音!
あ、そうそう、かってのブルース・エクササイズの卒業者、河野クンも友人を連れて遊びに来てくれたんですが、その彼にこのストラト弾かせたら、フツーとスイッチのポジションとちゃうんで、フロント PUのつもりの前寄りポジションがコイツじゃあ M+R(実は逆相接続なんで M-R)になってて、すんげえトレブリィなフェイズアウト・トーンになっちゃうもんでかなり面食らってましたが(あ、その後、教えましたよん。フロントのみはセンター・ポジションだ、って)。

全般にエフェクト系のかかりを浅くしたセッティングがこのギターには向いてるのかもしんない。Red Hotはややアッケラカンとした「スナオ過ぎる」キャラなんで、多少イロつけて遊ぶほーがオモシロいんですが、こいつはそんなキョーレツじゃあ無いけど、ちゃんとしたキャラがあるんで、それ活かすのが正解かも。

そしてここでも「Night Life」やっときましょ。9/6のための最終チェックってえワケでもないんですが、やっぱやり込んどいたほがいいよねえ。9/6は厚木ファッツさんのギターでお届け出来るハズ。

さて、セッションはミゴト定刻の午前一時に終了でございました。
でも、この後、ファンキー・ベーサーみちるの C級グルメ特選店、「残さず喰えるもんなら喰ってみろ」エピソードの羅列大会で異常な盛り上がりを見せ、店内は午前二時までは確実に賑わっておりましたよ。そこで話が出たとこ、全部チェックしてホーム・ページに『間違っても「大盛り!」なんて頼んではいけない店リスト』なんてえのを作りたいとこですが、牛丼の大を二つは喰う、ってえ彼がネを上げた特大盛り揃いとあっちゃあ、ワタクシもイノチは惜しいし、だいいち喰い過ぎで死ぬなんざ願いさげだねっ。
フロ入りたいんでワシゃあそこで帰ってきましただ。でも、あの調子じゃあ、まだまだその後もやってたんだろなあ。
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