Blues In The Storm

03-09-14
どうやら台風のせいらしいんですが、時に強風が吹くっちゅう最悪のコンディションの中のセッション。
最初は板どんしかいなかったんで、ちと新曲のおさらいなんぞして遊びましょ、ってんでワタクシも久しぶりのヘッドレス・ベースを出してまいります。ここんとこ、最初っからダレかベースの方が来てくれてますんでしばらくベース弾いてなかったんですが、タマに弾けるとなるとそれはそれで楽しいざます。
そーやって遊んでるうちに最近来てくれているベースのひとも登場でございますよ。ここでベースをお任せして、ギターを用意いたしましょ。

昨日はしばらくご無沙汰だったブラックのストラトでございます。
アンプは Teiscoの真空管のヤツで、Toneworksの PANDORAからヴォリューム・ペダル経由でアンプ。
さすがにホット・レイルを搭載しただけあって、めっちゃ粘りっ気のある「いかにも」なハムバッキングの音じゃあ〜りませんか!しかも、それに軽くコンプレッサーかけて、しかし歪ませないよにすると、レスポールほどじゃあないけど、とてもストラトとは思えない Gibsonっぽい音になってますよ。
ま、さすが Fenderだけあってちょっとトレブリィで、サステインが少し弱いんですが、そこはコンプレッサーで持ち上げちゃう、と。
ちょうど、あのレイナード・スキナードのマスルショールズ録音でのギターの音にちょと近付いたかな?でも、コンプ切っちゃうとちょっとアッサリし過ぎになっちゃうんですが、それでも Mavisの EXのオリジナル(その後、ボディ・シェイプ変えちゃって、PUもセイモア・ダンカンにしちゃったんで良くはなりましたが)より「よっぽど」 Gibsonっぽい音がすんだから面白いっす。
サポートに廻ったとき、フルアコのトーンにはモロ Fenderっちゅう音よりは、Gibsonっぽいこのホット・レイルのほーが違和感が少ないですね。
ところで板どんはいつもの Historyっちゅうセミアコの他に、これまた久しぶりに「ブラッキィ」も持って来てました。これで黒ストラトが2本揃いましたよ。ブラッキィも「ブーストかけない」とあんないい音するのねん。ブーストかけちゃうと、あのハイド・パークのクラプトンみたいに「タンがカラんだよな」音になっちゃうみたいだけど。

さらにファンキーみちる&ダディ正井もやってきてくれました。それじゃ弘前のエディ・テイラーのギターでワタクシめがシブく「Bad Boy」をば。ってんでかなりロングなリヴァーブをかけてなりきります。ふむふむ、コンプレッサーは外してアリーナサイズの残響を浅くかけるってえと、「あの」エディ・テイラーみたいなサウンドになるみたい。で、その場合、クリーンでなきゃいけないんだけど、シングル・コイルより、ハムバッキングでのクリーンのほが「それっぽい」んじゃないかなあ?

ダディ正井のリード・ギターでイントロやってもらってレギュラー・フォームの「Stormy Monday」を歌います。キーは Gじゃなく Aで、「あの」進行じゃないヤツね。ただ、あれでやりたいってえひとのバッキングするときはちゃんとやりますが、自分で歌うときはあくまでもフツーの進行でいきます。
そしてまたまた Ready for Eddieの Crosscut Saw。う〜ん、やはりエディ・テイラー向きかもしんない、この黒ストラト。ただ、スロー・ブルースじゃ、ちょっとイマイチかな?
ま、もちろん個人的な好みのハナシで、あたしゃあフェイズ・アウトっぽいヒネた音でコツコツってスロー弾くのが好きなんですが、もっと粘るのが好きなひとにはこれがいーかも。

やがて藤井クンも現れてキーボードで参加してくれました。いやー、こんな天気でも来てくださった皆様には感謝いたしますよん。最初は今日はダメかもしんない、なんて思ったんですが、なんとかなりましたねえ。



今日は街中でカルチャー・ロードとかってゆー催しがあって、クルマを閉め出していろんなコト路上でやってました。それと知らずに紀伊国屋書店に行ったんですが、なんだかハシゴ車は子供たちを乗せて地上 30mくらいまで上がってるし、そこらでウィンナーやら焼いてる匂いは漂ってるし、カンゼンに「お祭り」ですね。ま、オモシロきゃいっか?
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