Apple, apple, apple

Ricky's party


2003-10-22 WED.

昨日にひき続きりっきーさんたちの「弘前遊び」の模様をリポートいたしますゆえ、今日も「 BLUES 日記」はお休みざます。
「一閑人」に開店と同時に入ろうってんで、10:30 にホテルに迎えにいきます。
どーやらみなさま、昨夜はホテルに帰ってからもケーキ食べたり、呑んだりしてケッキョク午前 3 時ころまで起きてたみたいなんで、早く起きたらそのへん、少しサンポでもしてます、のハズだったのが、やっぱりドコにも行かなかったみたい。
住宅街の中にある小路をさらに入ってくとあるお蕎麦屋さんで、まだ開店前だったんで、お庭が見える待ち合いスペースでくつろぎましょ。気温もちょーどよく、キモチよい風が優しく流れていくゆったりした時間にみんな満足でございますよ。
やがて、お店の方が「釜が沸くまで間がありますが、よろしければ、中でお待ちくだい」と声をかけてくださったので、5 人揃ってお座敷へ。

釜が仕上がるまで、りっきーさん&きむきむはビール→吟醸酒っちゅー黄金のコースに「トクベツね」っちゅう「そばがき」もいただきつつ、いきおいで頼んでみた「そばもやし」のサラダなどでワイワイガヤガヤやってるうちにまずはきむきむの「ぶっかけ田舎そば」到着!
なるほど田舎そばを標榜するだけにいやましてブっ太く、スンゲえ腰ですよ。みんなで寄ってたかって試食大会!続いてワタクシの「せいろ(もり)」の「大」、これもおゆうさんとりっきーさんにも味見していただきましょ。ぶぅちゃんには「つけとろ(あ名前は違ったかもしんない)」、そしておゆうさんには熱い「かけ」の上にすり下ろした濃厚で弾力のあるイモがフタをしてるよなのが来て、これはちょっと食べさせていただきましたがスゴい野趣あふれる蕎麦になっとりましたね。そしてりっきーさんには天そば。と言っても、天麸羅は熱いかけそばと別盛りで運ばれてまいります。
冷たい蕎麦であるせいろをつまんでツユにつけずに食べて見たりっきーさんからは、「甘さがある!」とおホメのコトバをいただいておりました。そしてる間に、他の馴染み客にアイサツしに出てこられた店主がこちらの一行にもついでにアイサツをされまして、ぶっかけに使っていた大根おろしが実はフツーの大根じゃあなく、なんとおフランスからのもので蕪のように球形の大根を皮ごとおろしたものです、と説明され、一同「ほほ~ぉ」。
どの蕎麦もりっきーさんたちには新鮮だったようで、とても評判がよろしい。いやあ案内した甲斐がございました。あとは大曲のとめごろおさんだけだな。

蕎麦とサイド・メニュー、そして一部のメンバーは「多少」ビール&大吟醸を楽しんで「一閑人」を後にします。次はこれまた定番コースの津軽漬の鎌田屋でございますよ。やはり、りっきーさんはプロとして魚の開きやら加工品をチェック!ぶぅちゃんは津軽漬などをお買い求め。
そっからは「りんご公園」ですが、ただマッスグ行ったんじゃ面白くないんで亀ノ甲の通り(城の北側に接する通りで、北=玄武、つまり亀、というところから北の門が亀甲門─かめのこもん、と発音─と名付けられており、そっから北郭に接する道筋が「亀ノ甲通り」と呼ばれるよになったものでしょうか)を通ってりっきーさん&おゆうさんにも城郭の一端をお見せしよう、ってコンタンでございます。

りんご公園ではさっそくそれぞれにリンゴやらリンゴ・ジュース、さらにリンゴ関連商品を見て歩き、その半ば「強引」と言えなくもない、なにがなんでもリンゴに関係した商品を揃えるぞ精神に敬意を表しつつちょとアキレたりもしておったのですが、ここでだれかさんの Winnie The Poo にどのよーなコレクションが加わったか?は触れないでおきましょ。
広い園内を(その一部ですが)散策し、東京ではあまり無い、開けた「視野」そのものを味わっていただこう、ちゅう余計なお世話をあいておったのでした。
そこにも喫茶コーナーがあるんですが、先客の注文で作ってるらしき「カレーの匂い」がたちこめ、あんましコーヒーにゃあ向かないカンキョーだったので、そっから先ほどの亀甲にある喫茶店に移動いたします。でも、逆コースを辿ったら同じシーンしか見られないので今度は茂森の田澤食堂の前を通って(みなさま、これが田澤食堂でございま~す!)城郭の南側にとりつき、東側を北上して、さっきは見ていない外濠沿いに喫茶店に向かいます。これでりっきーさんも公園の外周のほぼ 3/4を見たことになりますね。あ、このリンゴ公園→喫茶店のセクションでは、きむきむをサイド・シートに乗せてみました。ねっ?オープンはいーでしょ?

あ~っ!そー言やあ今日コーヒー、まだ飲んでなかったよ!っちゅーりっきーさんも、亀甲の「花まる」で今日最初のコーヒーを。レンタ・カーを 16 時までに返すことになってるようなんで、一息いれたとこで空港に向けて出発!でございます。
時間的には余裕がありますが、途中ガソリン満タンにしなきゃいけないんで、「お得意の」ヘンなルートはヤメて、まともに国道 7 号線を北上いたしましょ。ケッキョク空港までは 10km もある浪岡のエネオスで入れて、空港へ登っていきます。
充分ヨユーでレンタ・カーの営業所でクルマを返却し、そっからちょっと離れた空港までは送ってくれるんですが、ここでりっきーさんひとり、ビートに乗せて走ります。「うわ~低い!」と乗り込みにくそうでしたが、低い視界で迫ってくる情景には「うわ~スゲえ!」とヨロコんでくださったご様子。そーいえば、きむきむも、う~、オープンが欲しくなった!と言ってましたが、でも東京のあの道路の排気ガスのこと考えると、ね?

Beat にとっては、主要国道以外のウラ道はケッコー空いてて、道さえ知ってれば、とてもカイテキなオープン走行が楽しめる弘前周辺は、その意味で、まっことぴったしじゃあないでしょか?
東京で乗るのなら、メタル・トップで、必要に応じてオープンになる Peugeot 206 CCや、間もなく発売される 307 CCあたりが「防犯上も」良さそうですよ。
幌じゃあカンタンに開けられちゃいますからねえ。
さて、空港に全員揃ったところで、出発までにはまだ 1 時間以上あります。でも、そこは「楽しむ達人」揃い、みんな売店の特産品やらアヤしいおミヤゲを見て歩き、いつの間にやらイロイロと買い込んでるじゃあ~りませんか!さらに奥入瀬ビールがナゼか登場し(って、そりゃ買ってきたからに決まってるんですが)、肴にホタテの貝柱まで用意されてて、プチ酒盛り状態ですよ。
大物は発送した、とは言え、ケッコーあちこちでコマゴマしたおミヤゲを買い込んでいるため、すんげえ量の機内持ち込み手荷物となってる御一行様はブジにチェック・ゲートも通していただき、搭乗者待合室に消えてゆきました。そこで別れを告げて、ワタクシは独り Beat で弘前に向かったのですが、「北ときわ」のあたりにさしかかった時、彼らの乗った(ハズの?) JAS 168 便 A3R が遥か頭上でアッサリと抜き去っていったのでした。
この 2 日というもの、ホントに楽しかったなあ。
りっきーさんもおゆうさんもぶぅちゃんもきむきむも楽しんでくれたかな?
今度来たときは田澤食堂でカツカレーとチャーハンとラーメン、三升屋でアジアン・ミックスと担々つけ麺なんてえくだけたセンはいかがっしょ?
あ、今回はケーキもクローヌだけだったけど、まだラ・ポアールとクロワッサンが残ってるし、ぶぅちゃんリクエストの「けの汁」あたりもね。

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