As Times Go Passing By

Session



2003-11-30 SUN.
今月はいつもより多い 3 回目となった昨日のセッションですが、ドラムのパートでは、新人がまたひとり増えて、 5 人(!)といたって豪勢な(?)布陣となりました。まず、初登場の花田幸次さん。地下の練習スタジオに出入りする際にセッションを垣間見て興味をもっていただいたようです。ドラム歴は 5 年ほどだそうですが、セッションでベーシックなブーギや 8 ビートの練習をしてみたい、ということで都合 2 セットで叩いてもらいました。なかなかにタイヘンだったと思いますが、なんとかサイゴまであきらめずに追従するところなど、これは将来が楽しみでございます。
他に、前回も来てくれた柴田達郎クン(ドラム歴 4 年)が、今回は友人のギター一戸翔クンも連れて来てくれました。そして Fender の JAZZMASTER(ネダンはマル秘!Fender Japan のなら数本は買える?)を持ち込んだタクローもドラム(でも、速いのはヤメてねん)を 1 セットでこなし、その友人の松っつんもドラム、そしてベーサーMことみちるもラストの板どんアワー(?)でドラムでございました。

一方、ベースでは、Fender JAZZ BASS フレットレスのゴローちゃんと、5 弦ベース(あれ?違ったっけ?)の中村さん、そして前述のベーサーみちる。
う〜む、こうして見ると、やたらリズム・セクションが充実してるなあ。逆にギターは最初、ワタシとタクロー、新人の一戸クンしかおらず、1st セットはタクローのサポートでワタクシがフロントでしたが、タクローはまだ新兵器の取り扱いにやや苦労しているようで、サイドはやたらウルサいのに、ソロまわすと音が「立たなくて」聞こえない、ってえ状態でございました。まだ自分のギターの音が「耳についてない」感じらしく、特にサイドを切っているとき、かなり音量を上げないと自分の音が判らないようで、もちっと JAZZMASTER の音自体に「慣れる」コトが必要みたい。

ワタクシはケッキョク Red Hot を持って行きました。そしてアンプはいつもの Teisco のチューブじゃなく、初段チューブの VOX Passfinder を使います。全体にソリッド・ステート色が強いんでディジタル系のエフェクトの効きはいいですね。え?ブルースマンの風上にもおけん?あれ、なんで「風上」なんでしょね?おきたくないなら風下でもヤだ、ってんなら判るよな気もすんだけどなあ。え?風除け?そゆ発想もあるか。

ギターの新人、一戸クンはブルース初体験らしく、まだブルース進行が身についてはいないようですが、それでも初々しいギターを弾いてくれてました。なにしろ、曲前に急いでコードを教えたくらいですから、あまり余裕は無かったでしょうが、それでもひとつひとつ探るように弾くソロも面白い経験だったんじゃないでしょか。この時のフロントは板どんでしたが(サポートにタチバナ君)、変則コードのナンバーなどではベーサーMがよくバック・アップをして軌道修正に成功してましたね。

次のセットでは、弘前のエディ・テイラーことダディ正井に「 Bad Boy」を歌ってもらおうとしたのですが、途中で歌詞がトンだらしくバトン・タッチしておりました。
このセットの順番が来るまでに時間がかかり過ぎ(つーのも、いつもセット交替の目安にしていた場内の時計が「死んで」いるのに気付かず、まだこんな時間?とドたっぷりやってたもんで)それを待ってる間も呑み続けてたみなさまは、すでに血中アルコール濃度が尋常ではないレヴェルにまで上昇しておったワケなのでございます。
この時ドラムを叩いておった花田クンはホントにごクローさまでした。と言うのも、その彼を「励ますごとく」後ろを向いてリズムを切る某氏のリズムが、なんと、バンド全体の「正しい」リズムから「とんでもなく」逸脱しておったのですから花田クンの当惑たるやいかばかりか・・・それで乱されたリズムに気付いた(でも、なんでそーなったのかは前で歌ってるので判らなかった)他のメンバーが、今度はまた強引に「正しい」リズムに引き戻し、やれやれやっと落ちついたなあ。するとまたもや・・・っちゅう繰り返しで、いや〜ホントに、ドラムとしちゃあものスゴ〜い勉強に「なっちゃった」んじゃないでしょか?よくサイゴまでギヴアップしないで耐えました!エラいっ!
いえいえ、フダンはこんなじゃないんですよ。昨日のバヤイは待ってる時間が長かったんで、ついつい酒量が増えちまった、ってワケで。
それでもなんとか、「は〜い、ごクローさま!」のハズが、あれ?板どんとタチバナ君がステージへ。う〜ん、しゃーない、じゃホントにラストね、つーことでもう 1 セット。ワタクシもサポートにまわります。
たぶん前回のセットじゃ新人が入っててそれ教えつつだったんで不完全燃焼気味だったんでしょね。とゆーワケで、このセットじゃ好きなだけやらしてあげましょ。

Little Wing をクラプトンで?うう、どんなんだっけ?思い出せん、えいっ、Jimi Hendrix でやっちゃえ!
どーも、このセット、板どんによる、クラプトン来日記念(でも仕事で行けなくてクヤシいぞスペシャル?)の様相を呈してまいりまして、Old Love とか I Shot The Sheriff などが続きます。でも、そこはワタクシのことですからオーシャン Blvd.じゃなく、Bob Marley のライヴでのギター・ソロをイメージして、フェイズ・アウト・トーンにコンプレッサーをかけ、さらにフェイザー+ディレイ+アリーナ・スケールのリヴァーブっちゅうアンビエントな(?)仕上がりでいささかなりとも皆様にトロピカルなフレーヴァーをばお届けしたいと・・・あ、腐ったタマゴ投げちゃダメ。(腐ったタマゴって言ったら「えっ?ピータン投げるの?」って言った大ボケ君がいましたが)
そしてベースのゴローちゃんが弾きながら歌う Sweet Home Chicago でフィナーレ!と思ったら板どんのたっての希望でサイゴにナゼか Purple Haze!うひゃあ、マディヘンがいたら喜ぶぞう(いや、ステージに飛び入りだな、きっと)。

とゆーワケで昨日のセッションはいつにない混乱&盛り上がり(?)のうちに幕を降ろしたのですが、花田クン、柴田クン、一戸クンに松山クンという新しいメンバーが参加してくれて、とても面白かったですよ。どうか次回もまた遊びにきて欲しいものです。たぶん今度は時計も直ってるハズなんで、もっとシャキっとしたステージになる・・・かな?

今日は「ぷ」さんの免許更新で青森まで付き合いました。つーより免許センターの入り口あたりにあるラーメン屋さんの「油そば」が目当てで、ワシが送ってってやる!と申し出(宣告し?)たのでございます。
弘前のケーサツでは即日交付にならないし、オマケに写真がモノクロ(あ、これは今もそーなのかは?ですが)だっちゅうんで、みんな青森まで行くことが多いんですねえ。油そばの後、受け付け開始までにまだ少し時間があったので、これまたすぐ近くにある、いまや全国的に有名になったらしい「三内丸山遺跡」のテーマ館の「時遊館」とかゆーとこへ行ってまいりました。
日曜日だっつうのにヒト少なっ!もはや「縄文」熱も冷め切っちゃったんでしょか?施設がスゲえ立派なだけに「なんだかなあ」でございますよ。ま、天気もパっとしないし、あまり遊びに出よう、ってえ感じにはならない一日でしたからムリも無いのでしょうが。
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