Person To Person

Elmore James


2004-01-01 THU.
まさか、よりによって Elmore の Person To Person とは!とお嘆き(?)のアナタ、まことにもーしわけない。
でもねえ、この「それじゃあコード進行ちゃうだろ!」とか、「手ェ抜きやがったな!」っつー、このいーかげんな Person To Person、けっこー好きなんですよ。
D から始まってごーいんにブーギに持ち込んで dim.とかマイナー 7th なんてのはすべて「無かったことにして」突き進む Elmore に半ばアキレつつもココロ奪われるってのは、やっぱおヘソが曲がっているせいなのかなあ?

たぶんこの曲では Eddie Cleanhead Vinson のが一番人気だと思うのですが、ワタシが入れ込んじゃうのって、これとか Screamin' Jay Hawkins のなんだもんなあ。
そ、共通してるのは二人とも「ほぼ無条件に」好きだ、ってこと。
そのトクチョーある音を聴くだけでもココロが安らぐのでございますよ。
どっちも、うひゃ〜!こりゃあ手に負えん!って感じするでしょ?
そのような圧倒的な個性(しかも、ワタシの「好きなタイプの」ね。いくら個性的でも生理的に受けつけないのもありますよ。いっちゃんダメなのは声が汚いのかな?ワタシがゼッタイ採り上げない某大物シンガーとかね)って、ハマると弱いんですよ。
てなワケで、あくまでもオフ・センターな視点ではございますが、Person To Person ってえ曲も、変われば変わるもんじゃのう、ってのを一度、実感してみてくださいませ。
どなたにも向くってもんじゃあなさそうですが。

え?いつものゴタクはどーした、って?そらアナタ、Elmore は前にもやってますでしょ?そうそう書くこと、おまへんがな。
なんちて、実は Elmore については日を改めて、と企んでおることがございますゆえ、いましばらくお待ちを。

さて新年早々、自分のシュミ最優先で切り開いちゃいましたが、それこそが当ブログのキホンですからねえ。しのごの言われても「知らんがな」なのでございます。

さて、みなさまは本日、いかがお過ごしですか?
いいことばっかしなワケない昨今ですが、なんとか楽しんでまいりましょ。
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