Knock On Wood 1989

Eddie Floyd


2004-01-03 SAT.
ちょっと唐突に昨日のが終ってるんで、ちょっとばかり補記を。

ケッキョク Eddie Floyd は 1966 年から 1970 年までの間に 12 曲を Top 100 に送り込んでおります。もちろん最大のヒットは Knock On Wood であるのは当然として、1968 年の I've Never Found a Girl ( To Love Me Like You Do ) 、そして 1970 年にはカヴァーながら 17 位にまで上がった Bring It On Home To Me と California Girl もあります。
あ、そうそう、サム・クックの Bring It on Home to Me をカヴァーした時のハナシですが、ある日、たまたまスタジオに来てみたらサム・クックが Bring It on Home to Me を入れたとこで、自分もやりたい!とダダこねて(?)ついにやっちゃったらしいんですよ。でも、オリジナルよりもアップ・テンポにしたのが「ミソ」だとか。

さて、インタビューで Steve Cropper と一緒に作品を作る際の二人の分担について尋かれた Eddie Floyd は、クロッパーがギターを持ってきて、二人で一緒に曲は作っていくけど、詞については主に Floyd が担当していた、と語っています。
1998 年には、映画『 Blues Brothers 2000 』のために Eddie Floyd は Wilson Pickett とともに、彼自身が Wilson Pickett のために書いた「634-5789 」を演奏しています。このときのデュエットについてはインタビューで、「かっての Falcons と同じさ」だそうでございます。

それはともかく、Eddie Floyd はその後も Stax Revue に加わってツアーなども行っていたのですが、1975 年に Stax は財務上の問題から破綻してしまうのでございます。
その後 1977 年には Malaco からディスコ・ミュージックにもチャレンジしているのですが、あまり成功とは言えなかったみたいですね。
1989 年、彼はかっての Stax(および Atlantic )の仲間を集め、ブッシュの大統領就任式のレセプションでパフォーマンス。そして次の月には the Blues Brothers Band の Steve Cropper のゲストとして一緒にツアーも行うようになってます。その時のライヴが「巣」の一日一枚で採り上げられてた『ライヴ・イン・モントルー』でした。
インタビューでは、その前に Steve Cropper とカナダで一緒に演奏した際に Blues Brothers の件を彼からもちかけられた、と言ってますね。

ま、なにはともあれ、映画『 Blues Brothers 2000 』のおかげで、彼はふたたび知名度をとり戻し、幸運を掴んだようです。たぶん、そのラッキーが逃げてかないように、そこらへんの木製品をコツコツやってるんじゃないでしょか? そ、Knock On Wood!



今日は「ぷ」さんと一緒にドライヴ。
ひさお庵で一緒に昼食のあと、北上して浪岡を抜け、五所川原へ向かいます。国道じゃなく、コアな(?)県道を抜け、東から一気にショッピング・モールに突入!ってルートね。

いやあ、さすが正月(?)、さしもの大駐車場も、かなり埋まっていて、空いてるとこ探すのがタイヘン。
店内もスゴい人ですねえ。と、ここで「おいなりさん」発見!でもいっこ 180円?おいおい、そりはちと高いんでないかい?
あの黒石のがいっこ 100円ですよ?それより 2 倍近く「旨い」のか?と、ちょとムカついたので買わなかったよ。
ま、味を数値化できるワケ無いんですけどね。

ところで、そことはちゃうとこでチェーンのコーヒー・ショップを見付けてお茶にしましたが、フム?某 D よりイケるかもしんない!(注;青森県内には某 S コーヒーは無い)

しかしまあ、最近は大ホールを取り囲んでコーヒー屋さん、ジェラート屋、丼物屋、クレープ屋、ソバ屋、ラーメン屋、カレー屋、オムライス屋(!)、タコ焼き&お好み焼き&焼きソバ屋、そしてついでに(?)ハンバーガーっつう、およそファースト・フードなら(あ、そー言えば寿司は無かったなあ)可能な限り揃えました、みたいな構成が増えて来てますねえ。
もう近付いてくと、ありとあらゆる喰い物の匂いをゴッタ混ぜにした、美味しそうなんだかマズそうなんだかよく判らない匂いが襲ってきます(具体的にナニっちゅうコトは無いけど、ともかくハラ減ってるトキには「効き」そうな匂い!)。クレープ喰ってる時もヴァニラの香りより、隣りのテーブルで家族連れが食べてるカレーの匂いが強かったり、ストロベリーのジェラートを口にしてても、後ろで誰かが喰ってるらしー天丼の匂いに包まれる⋯
こりゃ、ある種、強靭な神経を必要としますねえ。
permalink No.618

Search Form