How Do You Like Wednesday

Local TV


04-02-20 FRI
トツゼンではございますが、本日は一旦ブルースから「明らかに」離れさせていただきます。とゆーのも、前回、東京にいったおり、ぶぅちゃんからお借りしてまいりました映像作品を、よーやく見終えましたので、それのごしょーかいを、っちゅーことでございます。

とは言え、みなさま、「どうでしょうリターンズ」あるいは「水曜どうでしょう」なんて TV番組を御存知でしょうか?
え?御存知ない?でげしょうねえ。
実はそれ、北海道の TV局の名物番組でございまして、ここ弘前ではナゼか入っておったのですが、東京のひとは知るハズがない!と思っておりましたら、ぬゎ〜んと、いとしのぶぅちゃんがちゃんとその存在を知っておられ、いや、そればかりか、熱心なファンであり、その記念碑的作品「原付ベトナム縦断 1800キロ」までお持ちだったのでございますよ。
そして、これをよく見てベンキョなさい、と(あ、ウソれす)弘前に帰るワタクシに持たせたのでございました。
しかし 4時間20分に及ぶ大作ゆえ、ヒマを見ては少しっつ見る、のくり返しで、間が空くと、前がどんなんだっけ?ってなもんで、もいちど見るハメになって、なかなかはかどらないのでございますよん。

ま、カンタンに言うと、北海道ローカルのスター(か?)大泉洋(オオイズミ・ヨウ)ってのがいて、時々「PaPaPaPaPuffy」に出ては大貫亜美と小ゼリアイする、っつーキャラだったんですが、その彼がしょっちゅうダマされちゃあカブで日本縦断とかとんでもないとこへ行かなきゃいけないメチャクチャな旅をさせられる、っつー見てるほうとしちゃあハラ抱えて笑うよな「とんでもない」ヴァラエティ系ロード・ムーヴィ番組(?)なのです。
それが 6年間の締めとして、こともあろうに、あのヴェトナムを北から南へと「スーパー・カブで」縦断する、っつー暴挙(?)に出るのでございますよん。

いわばヴェトナムは「カブの国」でございますから(って中国が自転車の国とすると、ってことで)、ハノイ市内の大渋滞に始まり、無秩序きわまりないキョーフの国道、暴力的なほどの大豪雨、冠水した道路と次々とクリアしてゆかなきゃならんのですわ。コワいですねえ。
なにしろ、アヒル、牛、バアちゃん(?)、路上の石、悪路、アナ、猛暑、ジャック・フルーツ(?)、暗闇、風、恐妻(?)、ダジャレ、寒さ、台風、ディレクター、と次々現れる障害をクリアしていかねばならないのですが、なんでそんな苦労をせにゃならんのか、まったく合理的な説明がつかないとこがスバラしい!

それにしてもヴェトナムの雨は美しいですねえ(なんちて、こっちはただ見てる側だからそんな呑気なこと言ってられるんですが)。
それにしても、この番組の面白さって独特ですよねー。
爆笑するとこもありますが、それより、常にニヤニヤしちゃうよなオモシロさ、ってのがいいんですよ。「笑わせ」のプロが培ったノウハウなんてカンケー無い「マイ・ペースの」スタンスがじわじわと可笑しいのだ。
こして見ると、笑わせるノウハウってなんなんでしょね?
視聴率をカクホしなきゃいけない在京キー局じゃ、こんなワケ判らん番組にチャレンジする余裕なんて無いだろなあ。こう作れば笑うハズだ、なんてゆう手慣れたクリシェに飽きた身には、この番組のミョーなテンションがかえって新鮮なんですよ。

必見!なんてゆーものではないけど、見たひとは密かにニヤニヤする、そんな「原付ベトナム縦断 1800キロ」、機会がございましたら、呆れつつ楽しんでくださいませ。

てなワケで今日はちょっとひと休みでございました。ここんとこ、ちとトバしてましたんで、タマには息ヌキもしないとねん。
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