Rock Me Baby Jimi Hendrix 2004-02-26 THU. | 中でもいっちゃん好きなのは Lightnin' Hopkins のなんですが、でも一番ショックだったのはやはり Jimi Hendrix でしたね。 バースデイ・プレゼントに、っていただいた DVD JIMI HENDRIX Warner HP-11267 の一曲目が Monterey Pop Festival( 1967年 6月)での Rock Me Baby!! 特徴的なハードなカッティングで始まるそのテイクは、いまだに充分にショッキングで、遠いあの日の、初めて彼の「紫のけむり」が日本に紹介された当時の記憶へとブっ飛びます。 そのころは東京都下の国立(くにたち)市から御茶ノ水のデザインの専門学校に通っていたのですが、Radio で初めて聴いた「Purple Haze 」は、まさに、この世のものとは思えなかったですね。 それは、ずっと熱中してたバンド・サウンド( Shadows、Searchers に始まって、同じくAnimals、Rolling Stones へと続くブリティッシュのポップスからロックへ、という流れ)に、「これこそがロックだ!」みたいな衝撃波として襲って来た巨大なクサビでした。 そいつは平凡な日常に打ち込まれ、「ポップス」の側と「ロック」の側とを別ける割れ目を形成したような気がしたもんですが、それはワタシ自身の若さゆえの「誤解」だったかもしれません。 なんちて、口ではそんなこと言いつつ、今でも「なにかってえと」あれはロックじゃねえ!ポップスだ!と切り捨てがちなとこはじぇんじぇん直ってまへんがな。 その時の「予感みたいなもの」→この Jimi Hendrix の登場でロックは変わる! またヘンな確信→これで変化しないのはロックじゃなくてポップスだ! なんだかいまだに、この時の延長線上で生きているのかもしれませんね。 いつもなら演奏者の生涯やらなにやらゴタクを並べるのが常なのですが⋯ Jimi Hendrix については、いまさらワタクシなんぞが語るまでもなく、みなさん充分にイメージをお持ちのことでしょう。 いえ、それどころかイロイロなイメージが拡大再生産されてって、Jimi Hendrix 神話も形成されているようですから、そこに土足で踏み込むようなマネはヤメましょう。 そう、語るより聴け。このコトバが真に相応しいミュージシャン、Jimi Hendrix。 これはまたちと別なハナシになりますが、日本の音楽評論家で、Jimi Hendrix における黒人音楽の影響ってのを「必死に」否定してるヒトがおったのですよ( 今もまだいるんでしょうが )。なにやらロック雑誌みたいなもんの編集長もしてたようなんですが、中村とうよう一派のミュージック・マガジンが「ブラック・カルチャー」を過大評価している、みたいなスタンスだったんでしょうね。 いやあ、イロんな見方ってのがあるもんなんだなあ、とミョーに感心したキオクがありますよ。 え〜、ところで 226 ゆうたら日本史では有名な事件がありまして⋯ なんてのはまあど〜でもよくて(いいんかいっ!)冒頭のバースデープレゼントでいただいた、っての「実は」ワタクシの誕生日だったからなんですねえ。 ま、だからなんだってのよ?言われそうですが、タンジョ〜ビゆうのはまさにそのヒト個人に関わることであって、なにやら騒々しいヴァレンタインやらクリスマスなんぞよりはるかに「重要」な日なのであ〜る!⋯と言いたいけど、なかにはそりゃ 12/25 やら 2/14 に生まれたかただっているワケですよね? はたまたキンガシンネンの 1/1 やら逆(?)に 12/31 のオ〜ミソカに生まれたかたも必ずおりますでしょ。 あるいはホントはその日に生まれてんだけど、ショーライのことも考えて日にちをズラして出生届しちゃった、なんてケースもあったとか⋯ 何度か遭遇したケースじゃ三月末に生まれた子供を少し遅らせて年度が変わってから生まれたことにした、なんてヤツ。 おそらく産婆さんが立ち会う出産の時代だから出来たんでしょうねえ。 それと閏年の 2/29 に生まれたのも 28 日にズラしたり 3/1 早暁、ってことにしたり⋯ 案外コドモは 2/29 だぞ、スゴいだろ!なんて自慢(?)してたかもしんないけど。 |
permalink
No.672