I Want Your Body

Screamin' Jay Hawkins


2004-02-27 FRI.
こないだのセッションときに来てくれてたピアノを弾くって女性に、ブルース・ピアノをまとめた MD を作ってあげる、って約束したもんでそれを作ってたんですが、ありきたりのじゃなんだなあ、ってことで、つい、 Screamin' Jay Hawkins まで入れちゃいました。
この曲は、とても素人っぽいピアノがコードばっか弾いてる感じで、多分初心者には「親しみ(?)」が持てていいんじゃないでしょか?他にも「Listen 」なんてのも入れといたから「なにこれえ?」って怪しまれるかも。
でも、この曲、むしろ、ギターが「いいプレイ」してるんですがね。
おそらく Fender 系のソリッド・ボディと思われる芯のあるタイトなサウンドは結構ワタシ好みだわん。ヴォーカルはモチ、いつもの調子なんだけど、なかなかオーソドックスなスロー・ブルースっぽく仕上がっておりますよん。
このギターはおそらく、いつもの Michael Keneally だと思うんですが、もひとりの Bo Didley Jr.ってほーかもしれません。曲ごとのクレジットが無かったので、そのへんは「?」でございます。
だって、ふたりとも、それまでに聴いたことないギタリストなんだもの。判断のしようがおまへん。
サックスは Bara(あるいは Bari、はたまた Bera。資料のほーもコンランしとります) Southern か Dana Garrett。ピアノはどーやら Screamin' Jay Hawkins ご自身のようであらせられますよん。

これは 1990年の 8月から12月にかけて、Bizzare Records ( CA.,U.S.A )により、ハリウッドの「TRACK 2nd」スタジオで録音され、翌'91年に発売された Black Music For White People Demon Records FIEND CD 211に収録されております。
このアルバムは他にも、先日の Louis Jordan のとこでも出てまいりました「Is you is or is you ain't my baby 」、ベキベキのチョッパーかましてるディスコ・ヴァージョン(?)の「I put a spell on you 」、なんでか日本人のおねえちゃんが「日本語」でクールにセマる(?)怪曲「Voodoo priestess 」、トム・ウェイツ・スタイルの「Ice cream man 」、いきなりヒョーヘンする「Ol' man river 」、なんてえスンバラすぃナンバーがたっくさん。

ヤツのことについちゃあ、もーこの日記で「とんでもない」大連載をしちゃってるんでいまさらもー書くことも無いのですが、それじゃあっけなく終わりそうなんで、ちょとレコーディング・データなど
[accompanists─ Michael Keneally: guitar, keyboards & backing vocals/ Tonio: Rap on "I put a spell on you"/ Rik Shannon: drums, percussion & background vocal/ Bara Southern & Dana Garrett: sax/ Bo Didley,Jr: guitar/ Mark Goldberg: stand-up & electric bass/ Steve Batie: piano on "I put a spell on you"/ Julie Syperda-Duffey, Meredith Marshall & Jill Foor: backing vocals/ Robert Duffey: produce/ Aug.-Dec.1990/ Tracks II Studio, Hollywood. ]。
permalink No.673

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