Busy session




2004-03-14 SUN.
この日のセッションですが、市内某所での別なセッションとかち合ったらしく、ちっとばかし少ないメンバーでのスタートとなりました。
それでも、そっちを途中で抜け出して駆けつけてくれた松宮選手と板どんのおかげで、まずは 1st セットを開始でございます。
前々回のセッションで来てくれたドラマーと、修行中(?)の女性キーボーダーも来てくれたので、さっそくステージに上がってもらい、彼女のほーには、まだ自信が無いようだったら場内に音を送るこのミキサーのフェーダー落として、専用のモニター・アンプからだけ出るようにしてブルースに「合う」音や弾き方を探してみてください、とゆーことでやったのですが、そのモニター・アンプの音量がけっこうあって、ちゃんと客席にまで聞こえてたのがオモシロかったですよ。

でも、シンパイすることもなく、先回に比べ、はるかに和音の構造にしても、リズムにしても「ちゃんと」周囲の音群との違和感もない「それらしい」音を志向しています。
いま、手元にキーボードが無く、日常的な練習が出来ない、とのことで、カシオあたりの安いのを買おうかと思ってます、なんて、なかなかヤル気もみせてくれてますよ。
ま、ワタクシが作成したアヤしいセレクションによるキーボーダーのための参考演奏集を MD にして渡しましたのでそれが「吉」と出るか「凶」と出るか?

さて、客席には今回も聴きに来てくださった(?)らしきお客様が 3 人ほどおられましたので、いちおーヨソイキ(あれでかい?)の「ていねいな(?)」演奏を心がけたつもりなのでございますが、ハタして⋯
曲はいつものセレクションで、Elmore のナンバーっつうより、どーみても Jimi Hendrix 入ってる People, people のスローに始まり、一転ダブル・シャッフル(気味)の Traveling South、もはや Albert Collins の面影はミジンもございませんが、もともとアレを再現しよう、なんて野心はございませんので気楽にまいりましょ。
Lightnin' のをフル・エレクトリック化してヘヴィーにしたよな Rock Me Baby など、弾きまくるのをやや抑えて「落ち着いた」演奏を目指しましたが、それはあくまでも本人の主観でございまして、はた目にはどーだったもんだか?

板どんセットではベーサーMがドラムで参加です。
やや早めのブーギでやる Reconsider Baby など、ここでも主体はブルース進行のナンバーで、ベーシックにこなしましょ。
でも、別口のほーからケータイに電話が来て、「お呼びがかかった」らしく、松宮選手ともども今度はそっちへ向かうこととなります。いやあ、忙しい中、こちらのセッションにも顔を出していただいてホント助かりましたよ。最初、このふたりがいなかったら何も出来ませんでしたからね。
てなワケでお二人はそっちに向かったので、その間に到着してたダディ正井をサイド・ギターにワタクシのセットを。
彼を迎えたら必ずやる(?) Bad Boy からスタートでございます。
今日は彼も Y 社のストラトもどきのソリッド・ボディで、こころなしか気楽そう。彼にイントロを任せて Gambler's Blues もいっちゃいましょ。でも、やはりセミアコじゃないと調子が出ないのか、あまし Otis Rush してませんでしたねえ。
でも、充分にダディ正井らしさは発揮しておりましたが。

やがて、ベーサーMも都合で早退、とのことで、あ、じゃあ今日はこれから「呑み」で時間ツブすか?って時にタチバナ君が登場です。お〜、そうなると、遠いとっから来てくれたのに一曲もやらんではもーしわけない、つーことで、ほなワタクシがベースを弾きつつ歌うってのどう?とやや強引なセットを組みましたが、ダディ正井&タチバナ君っつー取り合わせは、酔いの回ってきたエディ・テイラーに、某ハラホロ氏ご執心の「じぇふりぃじょんそん」たら言うギターを共演さすよなもんですから、こんなゴーカ組み合わせ(?)滅多にあるもんじゃございません。
やってみるとその二人の違いがホントに面白かったですよ。
ただ、ベースとヴォーカルの両立って思ったより難しかったすねえ。特に Good Morning School Girl( Junior Wells スタイル)なんて、ものスゴい仕上がりとなったのでございました。
それでもタチバナ君にはなるべくタップリとソロをまわして楽しんでいただきましょ。

てなワケで昨夜のダディ正井はユックリ酔ってるヒマもないくらい最後の 2 ステージでは活躍し、いやあ、こんなハズじゃなかったんだが、と面食らっておられましたよ。

本日、CD 屋さんからメールで入荷を教えていただいた Chicago Boogie(あの barrel house bh-04 ね)の P-Vine 盤を受け取ってまいりました。
これ、長いこと探してたんですが、つい先日まで、まったく同じものがゼンゼンちゃうタイトル&ジャケットで P-Vine から出てる「シカゴブルースの誕生 1947/Chicago Boogie 1947」だ、とは気付かなかったんですよ!アホや。
こちとら、あのエグい人種差別モノのイラストのジャケットを念頭にカタログ見たり、またアルバム・タイトルだって Chicago Boogie だけしか探してないもんだから、それが「シカゴブルースの誕生」だなんて、なんだそりゃあ〜!とどつきたくもなるっちゅうの!

いやまあ、手に入ったからいいんですがね。ちょいむかつく!
permalink No.689

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