Ain’t it funny
how time slips.


2002-06-20
ほんのちょっと前、sumoriさんの bbs で盛り上がってた、W.C.Clark ですが、「ザ・ベスト・オブ・オースティン・シテイ・リミッツ」に入ってるんなら、ウチにあるぞ、って出して来ましたよ。
実は、W.C.Clark ってヒトのが収録されてるコト自体、あまり意識になかったんです。
それが、bbs のアタマに写真まで載ってるのを見て、ありゃ、こりゃけっこースゴいんかもしれないぞ。とは思ったのですが、まだその時点では、渋めのダウン・ホームなブルースマン?と(なんでか)思い込んでたんで、なんとなく、P-Vine によくある( P-Vine さんゴメンナサイ)ちょっとツマラナイ線か?てなタイドだったんですが、聴いてみてビックリ!
曲が、オーソドックスなブルースじゃないせいもありますが、シンプルながら、表現力のある快いヴォーカルが、過不足なく、その歌の持つ世界を真っ向から伝えようとしている「美しさ」にある種の羨望を覚えました。

たった1曲しか手元にないので、あまり断定的なコトを言うのはためらわれますが、これなら、次に日本に呼ぶのは、この W.C.Clark にしたい!と盛り上がるのも判るような気がします。ただ、日本の興行業者がどう判断するか、ですよね。いまのとこ、あまりに(?)知名度が無いので、そこがネックでしょう。
つーワケでワタクシも「尻り馬に乗って」ひとこと参加でございます。聴いてみてアレだったら「聴かなかった事にして、シカト」と思ってたんですが、う〜ん、さすがに無視出来ないですね。聴いたとたんに「ガ〜〜〜ン!」ってゆうタイプじゃあないですけど、じんわりと効いてくるボデイ・ブロウみたいです。

そろそろ日本でも名の知れている「大物」ばかりじゃなく、こんな「これから期待できる」層を呼んで、それがペイするような成熟した市場になっていいころだと思うんですがねえ。
呼んで来ないからそんな図式が生まれないのか、それとも、そんな市場じゃないから呼べないのか?
なんだか悪循環に陥っているのかもしれませんね。こうなったら、sumori さんじゃないけど、あちこちの bbs やらで「 W.C.Clark はいいぞう!」とつぶやいてくる作戦が案外、効果を上げるコトになるかも?
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