Little By Little Junior Wells 2004-03-26 FRI. | ケッコウ前の日やら周辺で話題になったブルースマンに決まっちゃうこと多いんですよ、ワタシのバヤイ。 てなワケでみなさまの予想通り(?) Junior Wells でございます。 この Little By Little、R&B?っぽい独特なノリでキメるこのナンバー、Vanguard 録音もまたゴージャス(?)なブラス・アレンジメントでなかなかいいのでございますが、今回のは Messin' With The Kid ( The Cobra Sessions 1957-1963 )に収録されてる 1958 年録音のほーでございます。(あ、他にもライヴのもありますよね)とは言っても、ワタクシ、それほどの(ってどれほどの、じゃ?) Junior Wells のファンってワケでもございませんのでそのアルバムは持っておりません。したがってコンピレーションに収録されてたその録音で云々しておりますのですが、そのライナーによると、このギターは Earl Hooker だそうです。 全体にしっとり(?)した仕上がりで、パワフルってえ感じじゃありませんが、これはこれでなかなかいい味が出てますよ。 その Earl Hooker のギターも、やはり Buddy Guy とはまた違った柔らかさみたいなものを感じるのですが、いかがかな? この曲はブルース・セッションでも、レパートリーにしてるのがいて、その時、一緒にステージに上がってる時には、ワタシもコーラスで参加いたします。やはり、そこんとこをコーラスで押さえないと、この曲っぽくない(?)よな気がして。 この Junior Wells の 1958 年録音の、ってバックのコーラス、誰なんでしょ?もともとはタイトルが示すとおり 1957 年から 1963 年にかけて、Profile、Chief?、そして USA に吹き込まれた原盤を集めたもののようですが、まことにもーしわけないけれど、ワタクシ Junior Wells は嫌いじゃあないものの、そこらナニがなんでも究明しちゃる!ってほどの思い入れも無いので、詳しいことはツイキューせずじまい、でございます。 あ、でも、もしよろしかったら Vanguard VMD-79262 Comin' At You に収録された方も聴いてみてください。よく部外者(?)からは、「ブルースってどの曲聴いてもおんなじじゃん?」なんて言われますが、この曲はそんな中では「識別しやすい」ナンバーでございますのでケッコウ人気があるんじゃないかな。 とまあ、やたらカンケツに終わっちゃいましたが、そこらがワタクシと彼との関係性の希薄さによっているのでございましょう。 Junior Wells のナンバーって、とっても印象的でキャッチーなんですが、それゆえにその曲をやろうとするとコピーっぽくなってしまうんですねえ。 それはそれでもいい、ちゅうかたがおられますが、ワタクシは「そうじゃなく」自らの解釈で「その曲の世界を」描き出したいんですわ。そこを忠実になぞる方向に行っちゃうとそりゃもうカラオケみたいなもんで、オクヒダボジョウとなんら変わらん!ってことになっちまう! あ、ヴォーカルのスキルに関してはソンケーいたしておりますですよ。 どの曲でも彼が歌うと違った相を見せてくれるんですわ。ほんと〜にウマい!ただ個人的にはウマ過ぎるんでシラケちゃうんだな、これが。ってのには「やっかみ」も混じってるのは確かなんですが、そんなに好きじゃない、なんて言いながらつい聴いてしまう、ってのがある意味、麻薬的だな⋯ |
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No.701